おはようございます。

 

先週末の米国株式市場は、主要3指数がそろって下落しました。

 

NYダウは0.65%安の33,727.43と5日続落、NASDAQは1.01%安の13,492.52と反落、S&P500は0.77%安の4,348.33と反落しました。

 

米国債10年物利回りは、3.737%と6bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.750%と4bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル143.716円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル69.50ドルとほぼ変わらずでした。

 

SOX指数は、1.77%安の3,506.71と反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は32,600 ▼70、CME日経平均先物は32,635 ▼810となっています。

 

 

S&P500セクター別では、UTILITIESが1.51%安、CONSUMER CYCLICALが1.11%安、REAL ESTATEが1.10%安となるなど全11セクターが下落しました。

 

本日の東京株式市場は、先週末の米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることを受け、日経平均株価、TOPIXなど主要株価指数は小幅に下落して寄り付きそうです。

 

先週末に月末や来月初旬にかけての需給要因に伴う思惑から、一気に調整含みの展開となった東京株式市場ですが、高値警戒感は根強いものがある一方で、6月、12月決算銘柄の権利付き最終売買日を28日(Wed.)に控え、権利取りの動きも期待されることから下値余地も限られるのではないかとみています。

 

しかし、29日(Thu.)は権利落ち日に当たるため、逆に日経平均株価で55円程度の下落が見込まれることから、月末のリバランス売りも含め週末にかけては再び軟調な展開となるかもしれません(週初にそれらを見込んで調整が続く展開となれば逆に週末にかけては上昇の展開も想定)。