こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がそろって下落しました。

 

日経平均株価、東証マザーズ指数、東証REIT指数は続落、TOPIXは3日ぶりに反落しました。

 

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がまちまちの展開となった一方で、米長短期金利が上昇したことで外国為替市場でドル円がドル高円安が急速に進んだことを好感し、海外売上比率の高い輸送用機器などの銘柄を中心に買われ、日経平均株価やTOPIXは上昇して寄り付きましたが、週末を控え上値を追う動きは限られ、次第に値を消すと、じりじりとマイナス幅を広げていましたが、10:30ごろにまとまった売り物がでると急速にマイナス幅を広げました。

 

後場になると、下値を探る展開となり、日経平均株価は32,600円を下回る場面も見られましたが、大引けにかけては買戻しの動きが強まり、下げ幅を縮めましたが、結局大幅安で取引を終えました。

 

小型株に対して中大型株の下落率が大きく、特に最近上昇の目立った5大商社株の下げが大きくなりました。

 

昨日と本日の下げで一時的にせよ、日経平均株価で1,000円を超える下げを演じているので、一旦は下げ止まることが期待されます。

 

今朝のブログで書いたように、海外投資家が現物では12週連続で買い越している一方で、先物では同額以上に売り越しており、合計では11週ぶりに売り越しに転じていることから、需給の悪化を嫌気した売りがでたのかもしれません。

 

また、GPIFなどによる月末特有のリバランスの売りや来月7日(Fri.)、10日(Mon.)に予定されているETFの分配金捻出のための売りを見越して、先回りして売る向きもいたのかもしれません。

 

いずれせよ、週末でただでさえ売り需要の多いところへ、思惑的な売り物が嵩んだ結果と言えそうです。

 

今晩の米国株式市場や週末に特段の動きがなければ、需給的には週明けは買戻しが入ると楽観的に考えれています(超が付くほど楽観的に考えれば、ですが)。

 

一方で、こうした下落場面では、上昇局面では忘れがちなポートフォリオを見直すいい機会になるとも言えます。

 

つまり、ポートフォリオや保有銘柄の下落耐久力を見るには、こうした下落局面でもなければ認識できません。

 

株価指数と比べて下落スピードが速いのか、あるいはあまり影響を受けないのか、また、株価指数が戻し始めたとき戻るスピードが速いのか、遅いのか、などを確認するにはいい機会になります。

 

来週に向けて、保有銘柄やポートフォリオを見直すのもいいかもしれません。

 

日経平均 32,781.54 ▼483.34(-1.45%)

 

TOPIX      2,264.73  ▼31.77(-1.38%)

 

売買代金(東証プライム) 4,431,220(百万円)

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  104.76  値上がり銘柄数  326  値下がり銘柄数  1,456

 

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売買結果

 

東ソー 300株(買い1,681.0)新規買い(平均買い単価1,681.0)

パンチ 100株(買い532)買い増し(平均買い単価522)

 

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本日のトレードの確定損益は、

 

       [  0  -   550 (売買手数料) +  550 (キャッシュバック)  =  0  ]

 

となります。