こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。

 

日経平均株価、TOPIXは5日ぶりに反落、東証マザーズ指数は続落、東証REIT指数は続伸しました。

 

 

本日の東京株式市場は、6月FOMC通過後の昨晩の米国株式市場で主要3指数がまちまちの展開となったことや外国為替市場でドル円が昨日に比べてほぼ変わらずの水準で推移していることを受け、寄り付きから日経平均株価、TOPIXなど主要株価指数は高値もみ合いとなり方向感のない展開となりました。

 

ドル円がドル高円安に振れたことで、買いが膨らむ場面もありましたが、日銀金融政策決定会合の結果発表を前に買い進む動きも限られ、日経平均株価、TOPIXともに5日ぶりに小幅に反落して取引を終えました。

 

本日は出遅れ感のあった小型株が買われる展開となりましたが、やはり二極化の動きが継続しており、買われる銘柄と買われない銘柄がはっきりとした一日となりました。

 

さて、本日JPXから「投資部門別 株式売買状況 東証プライム [金額] 全 50 社」、「投資部門別 株式売買状況 東証グロース [金額] 全 50 社」が発表されましたので、6月第1週(6/5~6/9)の最新データを追加した推移グラフを掲載します。

 

まず、先週6月第1週(6/5~6/9)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。

 

日付     始値    高値    安値    終値    前日比

06/12    32,412.12    32,517.68    32,280.54    32,434.00    +168.83
06/09    31,927.38    32,304.04    31,898.75    32,265.17    +623.90
06/08    31,877.79    32,035.95    31,420.45    31,641.27    -272.47
06/07    32,618.78    32,708.53    31,913.74    31,913.74    -593.04
06/06    31,988.37    32,534.47    31,933.87    32,506.78    +289.35
06/05    31,864.12    32,217.43    31,798.72    32,217.43    +693.21
06/02    31,300.72    31,555.54    31,257.01    31,524.22    +376.21

 

先週はメジャーSQ週だったことから、デリバティブ市場での先物・オプションの建玉に思惑的な売買が向かい、現物市場は先物主導で乱高下する展開となりました。

 

そんな中、投資部門別売買動向はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。

 

上が東証プライム(東証一部)、下が東証グロース(東証マザーズ)の投資部門別売買動向の推移グラフになります。

 

 

 

東証プライム市場において、買い越した主な投資主体は、海外投資家(9,863億円)、事業法人(623億円)、その他法人等(60億円)などでした。

 

一方で、売り越した主な投資主体は、個人(4,858億円)、証券会社自己売買部門(3,521憶円)、投資信託(773億円)などです。

 

買い越した投資主体の上位3傑のうち、海外投資家と事業法人は5週連続でランクインしています。

 

一方、先々週4月第1週以来実に8週間ぶりに買い越しとなっていた個人は、再び大幅な売り越しに転じており、売り越し額では先々週の買い越し額の10倍に及ぶほどでした。

 

『海外投資家は、3月第5週(権利確定日、権利落ち日があった週)から6月第1週まで11週連続で買い越しており、買い越し金額は累計5兆6,398億円にのぼります。

 

また、個人は、同期間において4月第1週、5月第5週のみ買い越してはいますが、その他の9週は売り越しており、売り越し金額は累計で3兆2,060億円で、4月第1週、5月第5週の買い越し金額と合計しても3兆81億円の売り越しとなっています。

 

また、同期間に法人は、2兆8,570億円の売り越しとなっており、内訳をみてみるとGPIFなどの年金資金を委託運用する信託銀行が2兆853億円の累計売り越しとなっており、こちらも11週連続の売り越しとなっています。

 

ざっくり、金額規模で言えば、個人や金融機関などの国内勢の売りに対して海外勢が買い向かっている様子が想像できます。』

 

上記『』で囲んだ部分は、6週連続で同じ文面で、赤の数字部分のみ変えています。

 

つまり、この上昇トレンドを作っているのは一部メディアで言われているように海外投資家(+証券会社の自己売買部門)で、個人と信託銀行は逆張りに徹しているようです。

 

また、投資信託の売り越しも継続しており、個人により利益の出た一部投資信託が解約されているものと推測しています。

 

日経平均 33,485.49 ▼16.93(-0.05%)

 

TOPIX      2,293.97  ▼0.56(-0.02%)

 

売買代金(東証プライム) 4,382,543(百万円)

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  109.86  値上がり銘柄数  761  値下がり銘柄数  1,006

 

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売買結果

 

パンチ 1000株(売り544)+28,500(平均買い単価487)

パンチ 1000株(売り546)+29,500(平均買い単価487)

パンチ 1000株(売り554)+33,500(平均買い単価487)

アルテック 1000株(売り277)+4,500(平均買い単価268)

 

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本日のトレードの確定損益は、

 

       [  96,000  -   2,750 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  93,250  ]

 

となります。