こんばんは。
本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。
日経平均株価、TOPIX、東証マザーズ指数は3日続伸、東証REIT指数は続落しました。
本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることを好感し、日経平均株価やTOPIXなど主だった株価指数は年初来高値を更新しました。
今日の相場を見ていると、やはり二極化の相場状況が継続しているように感じられ、日経平均株価が33,000円台に乗せ東証プライム市場で売買代金が4兆円を超える売買代金をこなしても、買われる銘柄と買われない(売られる)銘柄で明暗を分ける展開となりました。
買われる銘柄は全体相場が軟調になれば買われた分それなりに売られますが、買われない(売られる)銘柄は全体相場が軟調な時にも当然売られ、買われる場面が少ない分トレンドとしては下降トレンドを脱しきれないようです。
さて、本日東京証券取引所株式部から、「信用取引現在高(一般信用取引・制度信用取引別)(2023/6/9申込み現在)」が発表されました。
まず、先週6月第1週(6/5~6/9)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。
日付 始値 高値 安値 終値 前日比
06/12 32,412.12 32,517.68 32,280.54 32,434.00 +168.83
06/09 31,927.38 32,304.04 31,898.75 32,265.17 +623.90
06/08 31,877.79 32,035.95 31,420.45 31,641.27 -272.47
06/07 32,618.78 32,708.53 31,913.74 31,913.74 -593.04
06/06 31,988.37 32,534.47 31,933.87 32,506.78 +289.35
06/05 31,864.12 32,217.43 31,798.72 32,217.43 +693.21
06/02 31,300.72 31,555.54 31,257.01 31,524.22 +376.21
先週はメジャーSQ週だったことから、デリバティブ市場での先物・オプションの建玉に思惑的な売買が向かい、現物市場は先物主導で乱高下する展開となりました。
そんな中、信用取引残高はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。
上が2011年以降、下が2020年以降先週までの信用取引残高の推移グラフになります。
信用買残高は56億円(前の週比0.18%)増加して3兆2,214億円、信用売残高は515億円(前の週比5.68%)増加して9,587億円となっています。
さすがに日経平均株価が32,000円台にのせてくると信用売残高が増えています。
メジャーSQに絡む乱高下で現物市場も下落したタイミングで買い戻せていない売玉が週末時点でも積みあがっており、これが昨日、本日の上昇時に踏みあげられのかもしれません。
ただ、日経平均株価採用の値がさハイテク株にはそうした傾向が当てはまりますが、全体相場で見てみればそこまで過熱感も感じられず、値下がりしている銘柄も相当数あるので、売り方が全員踏みあげられたり損失を抱えているとは言えないとも思います。
日経平均 33,018.65 △584.65(+1.80%)
TOPIX 2,264.79 △26.02(+1.16%)
売買代金(東証プライム) 4,148,912(百万円)
騰落レシオ(25日移動平均ベース) 102.39 値上がり銘柄数 1,066 値下がり銘柄数 695
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売買結果
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本日は、ノートレでした。
本日のトレードの確定損益は、
[ 0 - 0 (売買手数料) + 0 (キャッシュバック) = 0 ]
となります。