おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がまちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.27%高の33,665.02と続伸、NASDAQは1.29%安の13,104.89と反落、S&P500は0.38%安の4,267.52と反落しました。

 

米国債10年物利回りは、3.802%と14bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.556%と5bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル140.195円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル72.46ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、0.32%安の3,477.17と反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は31,840 ▼30、CME日経平均先物は31,885 ▼760となっています。

 

 

S&P500セクター別では、COMMUNICATION SERVICESが1.87%安、TECHNOLOGYが1.62%安、CONSUMER CYCLICALが0.91%安となるなど5セクターが下落した一方で、ENERGYが2.65%高、REAL ESTATEが1.75%高、UTILITIESが1.70%高となるなど6セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がまちまちの展開となった一方で、米国債券市場で米長短期金利が上昇したことを受けドル円がドル安円高基調で推移していることで、海外売上比率の高い景気敏感銘柄を中心に買われる展開となり、上昇することが期待されます。

 

しかし、大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物は昨日の東証現物終値を下回っており、一旦下落して寄り付きそうです。

 

また、日経平均先物の6月限は9月限にほぼロールオーバーされていると考えられる一方で、オプション市場でのプットの買いとヘッジ目的の先物市場での日経平均先物の買いの建玉の残数によっては、明日の特別清算指数算出を前に昨日同様思惑的な売買から振幅の大きな展開となるかもしれないことには注意しておきたいところです。

 

ただ、デリバティブ市場では昨日の高値波乱で建玉の清算はほぼ完了したのではないかと思いますので、メジャーSQ直前の本日は落ち着いた動きとなる可能性が高そうです。