こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がそろって下落しました。

 

日経平均株価、TOPIXは5日ぶりに反落、東証マザーズ指数は4日続伸、東証REIT指数は4日ぶりに反落しました。

 

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや外国為替市場でドル安円高基調で推移していることを好感し、大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きましたが、次第に上げ幅を縮小すると先物主導で下げ幅を広げる展開となり、10時過ぎには日経平均株価は32,000円を割り込む場面もありました。

 

後場に入ると下げ幅を縮小する動きとなり、13時過ぎには先物主導で現物も32,300円まで戻しましたが、引けにかけて再び下げ幅を拡大する展開となり、結局日経平均株価は32,000円を下回って取引を終えました。

 

明日はメジャーSQ前の最終売買日となることから、一旦32,000円を上回ったことで売り方のポジションがフラット化してしまったことで日経平均先物のロングを落としながら再度プット買いの収益化を図るのか、あるいは再度仕掛け的な動きから32,000円を上回る水準を目指してプットの買い手を締め上げる展開となるのかを読むのは難しくなりました。

 

ただ、本日の相場を見ていると、今回の上昇局面で小型株が蚊帳の外だったおかげか、本日のような先物主導の下落局面では、やはり蚊帳の外でそれほど下落していない(大型株指数が1.6%の下落率に対して小型株指数は0.4%の下落率)ことは、買い方にとっては不幸中の幸いだっと言ってよさそうです。

 

こうしてSQ週で急上昇、急降下を演じられると、現物市場はデリバティブ市場のプロの投機家(speculator)の思惑で振り回される、受動的な市場なのだと感じます。

 

我々投資家(investor)にとっては迷惑この上ないわけですが、こうした動きも市場に厚みをもたしているわけですし、必要悪として容認せざるをえないのでしょう。

 

投機はゼロサム、投資はプラスサムですので、軸さえぶれなければ乱高下する相場に、投資家は泰然として対峙していくことができるのではないかと思います。

 

日経平均 31,913.74 ▼593.04(-1.82%)

 

TOPIX      2,206.30  ▼29.98(-1.34%)

 

売買代金(東証プライム) 4,652,100(百万円)

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  103.23  値上がり銘柄数  504  値下がり銘柄数  1,268

 

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売買結果

 

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本日は、ノートレでした。

 

本日のトレードの確定損益は、

 

       [   0  -   0 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  0  ]

 

となります。