こんばんは。
本日の東京株式市場は、主要株価指数がそろって下落しました。
日経平均株価、TOPIX、東証マザーズ指数、東証REIT指数は続落しました。
本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって下落したことや昨日高値圏で全面安となっていたことで、市場センチメントや需給の悪化を懸念した売りに押され、調整色の強い一日となりました。
ただ、前場寄り付きこそ日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均株価にさや寄せする形で下落して寄り付いたものの、同じく下落していたTOPIXは時価総額の大きなトヨタ自動車の大幅反発などもあり、一時前日比プラス圏に顔を出すなどしましたが、買いの勢いは続かず、大引けにかけて売りなおされました。
東証プライム市場では、調整色の強い一日となりましたが、東証スタンダード市場や東証グロース市場では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回っており、物色動向や市場参加者に変化が見られ、肌感覚としてはどちらかと言えば楽観的な見方もできる一日でした。
根拠としては、所有銘柄39のうち上昇19、下落19、変わらず1、で年初来高値更新銘柄が4、そして資産総額は前日比で上昇しているからです。
ただ、こうした展開も一気に市場センチメントが冷え込むと、値持ちのいい銘柄ほど利益確定売りのターゲットにされやすいために、今後も油断はできません。
東証のPBR改善要請ではないですが、値持ちのいいのは配当利回りの高い銘柄や株主還元姿勢の強い銘柄が多い気がします。
長期投資家としては、そういった銘柄は上昇しても売る気に中々なれないのが難点と言えば難点ですが。
個人投資家の売買姿勢が淡白なせいか、ついに東証プライム市場の騰落レシオも115.93まで低下し、過熱ゾーンを脱してきました。
2021年9月14日(Wed.)の日経平均株価が30,670.10円、TOPIXが2,118.87pt、騰落レシオが149.06からで天井を打ったときからすると、ここ2日間の下落はスピード調整の範囲内と言えなくもありません。
今後の中国の新型コロナウイルスの動向や米国の債務上限問題などに注視していく必要がありそうですが、上記のように調整一巡感を示す数値も出てきていることは明るい材料と言えるのではないでしょうか。
日経平均 30,682.68 ▼275.09(-0.89%)
TOPIX 2,152.40 ▼9.09(-0.42%)
売買代金(東証プライム) 3,188,463(百万円)
騰落レシオ(25日移動平均ベース) 115.93 値上がり銘柄数 603 値下がり銘柄数 1,134
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売買結果
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本日は、ノートレでした。
本日のトレードの確定損益は、
[ 0 - 0 (売買手数料) + 0 (キャッシュバック) = 0 ]
となります。