おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは1.24%高の33,420.77と反発、NASDAQは1.28%高の12,500.57と反発、S&P500は1.19%高の4,158.77と反発しました。

 

米国債10年物利回りは、3.572%と3bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.160%と8bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル137.647円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル72.67ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、2.49%高の3,124.68と反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は30,520 △460、CME日経平均先物は30,520 △650となっています。

 

 

S&P500セクター別では、UTILITIESが0.36%安、CONSUMER DEFENSIVEが0.10%安となるなどディフェンシブセクターの2セクターが下落した一方で、FINANCIALが2.09%高、ENERGYが2.07%高、CONSUMER CYCLICALが2.04%高となるなど9セクターが上昇しました。

 

ディフェンシブ3セクターのうちのHEALTHCAREも0.10%高と上昇はしたものの、S&P500セクター別では上昇率最下位となっており、一方で景気敏感セクターが選好されるなど短期的なリスクオン状態となっています。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数が大きく反発して還ってきたことや外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価、TOPIXともに続伸して寄り付きそうです。

 

昨日の東京株式市場では、日経平均株価は1年8ヶ月ぶりに30,000円台を回復して引けた一方で、東証全市場で値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を下回るなど調整色の濃い一日でしたが、短期的に過熱感を冷ましながら息の長い上昇を続けるにはそういった日も必要だったのかもしれません。

 

 

 

2021年9月の時は、仕手株のように上昇するにつれて過熱感が高まり、過熱感がピークを迎えた時点で高値をつけましたが、今回は高値をつける前から過熱感は高まっており、過熱感を適度に冷ましながら上昇を続けていることが分かります。

 

つまり、適度な循環物色による底上げ型の相場展開となっているのではないかと思われます(だからと言って今後も上昇が続くかどうかはわかりませんが)。