こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がそろって上昇しました。

 

日経平均株価、TOPIXは8日続伸、東証マザーズ指数は反発、東証REIT指数は4日続伸しました。

 

昨晩の米国株式市場は、4月NY連銀製造業景況指数が市場予想に反して改善していたことで米金融当局の利上げが継続するとの見方から、幅広い年限の米国債が売られ米長短期金利が上昇しましたが、米景気の先行き懸念が後退したことで、主要3指数がそろって上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることを受け、幅広い銘柄に買い注文が集まり、日経平均株価は終値で年初来高値を更新し、TOPIXは終値で3月9日(Mon.)以来の高値で取引を終えました。

 

さて、本日、東京証券取引所株式部から、「信用取引現在高(一般信用取引・制度信用取引別)(2023/4/14申込み現在)」が発表されました。

 

まず、先週4月第2週(4/10~4/14)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。

 

日付     始値    高値    安値    終値    前日比

04/17    28,537.99    28,599.75    28,414.98    28,514.78    +21.31
04/14    28,321.54    28,515.51    28,282.82    28,493.47    +336.50
04/13    27,952.58    28,163.87    27,952.01    28,156.97    +74.27
04/12    27,985.93    28,121.46    27,983.97    28,082.70    +159.33
04/11    27,895.90    28,068.39    27,854.82    27,923.37    +289.71
04/10    27,658.52    27,737.49    27,597.18    27,633.66    +115.35
04/07    27,554.37    27,591.15    27,456.25    27,518.31    +45.68

 

先週の東京株式市場は、米国で強弱入り交じる経済指標の発表があったものの米長短期金利の上昇基調が継続し、連れてドル円もドル高円安基調となったことに加え、2月期決算や決算見通しで上昇する内需株が多く、日経平均株価やTOPIXは週間では負けなしの5連騰となりました。

 

そんな中、信用取引残高はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。

 

上が2011年以降、下が2020年以降先週までの信用取引残高の推移グラフになります。

 

 

 

信用買残高は655億円(前の週比1.93%)減少して3兆3,285億円、信用売残高は867億円(前の週比12.74%)増加して7,677億円となっています。

 

実需の改善もあり週間でじり高基調となった先週は、目先の上昇相場に逆張りに動く投資家が多かったようで、信用取組は改善傾向となりました。

 

今週も週前半はじり高基調を継続しており、信用取組が改善傾向となっていることが推定されます。

 

高値での利益確定売りと損失回避のショートスクイーズとの力比べが、今週後半も継続しそうです。

 

先週4月11日(Tue.)の朝のブログ「潮目の変化日となるかに注目:」から数えても本日で6連騰ですから、潮目の変化を察知した投資家の方は長短期と投資スタンスに拘わらず稼いでらっしゃるのではないかと思われます。

 

日経平均 28,658.83  △144.05(+0.51%)

 

TOPIX      2,040.89    △13.92(+0.69%)

 

売買代金(東証プライム) 2,493,272(百万円)

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  125.50  値上がり銘柄数  1,371  値下がり銘柄数  388

 

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売買結果

 

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本日は、ノートレでした。

 

本日のトレードの確定損益は、

 

       [   0  -   0 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  0  ]

 

となります。