おはようございます。
昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。
NYダウは0.43%高の32,859.03と続伸、NASDAQは0.73%高の12,013.47と続伸、S&P500は0.57%高の4,050.83と続伸しました。
米国債10年物利回りは、3.547%と2bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.122%と2bp上昇しました。
ドル円は、1ドル132.779円とドル高円安基調で推移しています。
WTI原油先物は、1バレル74.35ドルと上昇しました。
SOX指数は、1.627%高の3,208.26と続伸しました。
大証ナイトの日経平均先物は27,950 △150、CME日経平均先物は27,940 △135となっています。
昨晩の米国株式市場は、今晩発表される2月米PCEデフレータの発表を前に様子見姿勢が強まる中、金融システム不安に対する過度な警戒感が後退し、米長短期金利の乱高下が連日で落ち着いてきたことを受け、主要3指数はそろって続伸しました。
S&P500セクター別では、FINANCIALが0.29%安と唯一下落した一方で、REAL ESTATEが1.22%高、TECHNOLOGYが1.14%高、CONSUMER CYCLICALが0.90%高となるなど10セクターが上昇し、2日連続でこれら3セクターが同順で上昇をけん引しています。
NASDAQは先行してSVBショック前の水準を上抜けていましたが、S&P500も昨晩SVBショック前の水準を終値で上抜けました。
NYダウもSVBショックの直近高値を上抜ければ戻りが鮮明となりますので期待したいところです。
日経平均株価、TOPIXともに3月9日(Thu.)の高値を抜けるにはまだまだ距離がありますが、3月権利落ち分を考慮すれば昨日時点で日経平均株価、TOPIXはそれぞれ節目の28,000円、2,000ptを超えてきているので、こちらも期待できそうです。
本日は週末、月末、年度末が重なっていることから売買高も膨らむ可能性が高く、モメンタムの強い方に大きく動くかもしれませんので注意したいところです。