おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がまちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.26%安の33,045.09と続落、NASDAQは0.13%高の11,507.07と4日ぶりに反発、S&P500は0.16%安の3,991.05と4日続落しました。

 

米国債10年物利回りは、3.918%と4bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.695%と4bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル134.928円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル73.90ドルと下落しました。

 

SOX指数は、0.48%安の2,892.39と4日続落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は27,040 ▼90、CME日経平均先物は27,035 ▼220となっています。

 

昨晩の米国株式市場は、2月FOMCの議事要旨がほぼ市場の想定に沿った内容であったことから、米長期金利が低下傾向を示したことで、一部の高PERのハイテク銘柄などに警戒感から売っていた向きの買戻しや値ごろ感からの買いが入り、NYダウとS&P500は小幅な下げとなりましたがNASDAQは小幅に上昇しました。

 

クリーブランド連銀のメスター総裁やセントルイス連銀のブラード総裁が0.5%の利上げを支持していたことは既に報道されていたため、「議事要旨ではほとんど全ての参加者が0.25%の利上げに賛成した一方、少数の参加者が0.5%の利上げを主張していたことがわかった」(NQN)ことなど、2月FOMCの議事要旨の内容はほぼ市場に織り込み済みとの反応となりました。

 

ただ、次回の会合で政策金利の利上げ幅を0.5%に再加速する可能性も出てきたため、オプション市場でも0.5%に戻すリスクをヘッジするポジションが構築されるなど、市場の警戒感はしばらく続きそうです。

 

Traders Bet on a More Aggressive Federal Reserve | Markets have shifted the central bank's projected rate path higher

 

S&P500セクター別では、BASIC MATERIALSが0.68%高、CONSUMER CYCLICALが0.52%高と2セクターのみが上昇した一方で、REAL ESTATEが1.02%安、ENERGYが0.77%安、UTILITIESが042%安となるなど9セクターが下落しました。

 

本日の東京株式市場は、天皇誕生日の祝日のため休場です。