こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がそろって下落しました。

 

日経平均株価、TOPIXは続落、東証マザーズ指数は3日続落、東証REIT指数は4日続落しました。

 

昨晩の米国株式市場は、1月米CPIの前年同月比の伸び率が市場予想を上回ったことを受け、米金融当局による政策金利の引き上げ長期化が懸念され、一時NYダウが400ドルを超える下げを記録するなど主要3指数ともに下落する場面もありましたが、取引終了にかけて買戻しの動きが強まり、NASDAQは小幅高、NYダウとS&P500は小幅安となりました。

 

本日の東京株式市場は、ドル円がドル高円安基調で推移していることで、大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で、日経平均株価やTOPIXは上昇して寄り付きましたが、上値を追う勢いがないとみるや利益確定売りに押され上げ幅を縮める展開となり、香港ハンセン指数や台湾加権指数など他のアジア株式市場が軟調な推移となっていることもあり、次第に値を消す銘柄が続出し、日経平均株価やTOPIXは本日の安値圏での大引けとなりました。

 

ただ、銀行や生損保など金利敏感セクターや鉄鋼、非鉄などの川上セクター、また、ドル高円安を好感して輸送用機器などに属する銘柄が上昇するなど、物色対象は絞られましたがうまくセクターローテーションが効いているように感じられました。

 

今年に入ってからの相場は、ポートフォリオ全体で上昇している印象が強く、利益確定などをした場合、同業種の銘柄で穴埋めをしないと(例えば、銀行業に属する銘柄を利確して、銀行業に属する他の銘柄を買うなど)、大きく上昇するポートフォリオになるか、あるいは上昇に乗り遅れるポートフォリオに二極化しているのではないかと思います。

 

つまり、上昇する業種(銘柄)と下落する業種(銘柄)でトレンドが出やすくなっているように感じます(上昇する銘柄は放っておいても上昇するし、下落する銘柄はいつまでもズルズル下げる)。

 

そうした二極化が全体的に進んでいるために、日経平均株価やTOPIXはほぼ定位置から動かないのに、ポートフォリオの運用次第でパフォーマンスが大きく違ってきているのではないかとみています。

 

今後もそういった傾向が継続するかどうかはわかりませんが、現在のような膠着状態にあるときは特にそういった傾向が出やすいようです。

 

全体的に上昇しているときとか、全体的に下落しているときには、相関が全くない業種は別として、ほとんどの業種が連れ高、連れ安すると考えられるため、あまり気にならないのですが、ここまで日経平均株価が同レベルで推移していると、特に上記のような特徴が目につきます。

 

日経平均 27, 501.86  ▼100.91(-0.37%)

 

TOPIX      1,987.74    ▼5.35(-0.27%)

 

売買代金(東証プライム) 2,730,406(百万円)

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  120.31  値上がり銘柄数  624  値下がり銘柄数  1,127

 

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売買結果

 

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本日は、ノートレでした。

 

本日のトレードの確定損益は、

 

       [   0  -   0 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  0  ]

 

となります。