おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって下落しました。

 

NYダウは0.73%安の33,699.88と続落、NASDAQは1.02%安の11,789.58と続落、S&P500は0.88%安の4,081.50と続落しました。

 

米国債10年物利回りは、3.662%と5bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.484%と6bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル131.629円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル77.64ドルと下落しました。

 

SOX指数は、0.13%高の3,059.62と反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は27,540 △10、CME日経平均先物は27,515 △120となっています。

 

昨晩の米国株式市場は、前の晩に続き米金融当局高官の「タカ派」発言で政策金利の利上げ停止や年内の利下げ転換観測が後退したことを受け、米長短期金利が上昇したことで、高PERのハイテク銘柄を中心に売られ、主要3指数がそろって下落しました。

 

リッチモンド連銀のバーキン総裁は、オンラインインタビューで過去3ヶ月間の経済指標がインフレ減速を示していたことは認めたものの、依然高止まりしていることから現行の金融政策の路線の継続を正当化するとの認識を示しました。

 

S&P500セクター別では、全11セクターが下落し、なかでもCOMMUNICATION SERVICESが2.80%安、UTILITIESが1.41%安、BASIC MATERIALSが1.41%安となるなど大きく下落しました。

 

本日の東京株式市場は、マイナーSQを通過した後は先物主導の展開も落ち着くものと考えられることから、日経平均株価やTOPIXなどの株価指数も値幅も小さな範囲での値動きとなるものと思われます。

 

昨日、一昨日と日経平均株価は小幅安、TOPIXは小幅高とまちまちの展開となりましたが、東証プライム市場全体で言えば、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を連日で上回っており、堅調な展開でした。

 

騰落レシオも128.12まで上昇し、過熱感が出てきた中で迎える週末であることから、利益確定売りに押される場面もありそうなので、注意したいところです。