おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって下落しました。

 

NYダウは0.10%安の33,891.02と3日続落、NASDAQは1.00%安の11,887.45と続落、S&P500は0.61%安の4,111.08と続落しました。

 

米国債10年物利回りは、3.676%と16bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.447%と12bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル132.647円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル74.46ドルと下落しました。

 

SOX指数は、1.70%安の3,029.74と続落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は27,680 △0、CME日経平均先物は27,660 △40となっています。

 

昨晩の米国株式市場は、先週末発表された1月米雇用統計で労働需給の逼迫が明らかとなったため、早期の利上げ停止観測が後退したことで米長短金利が上昇し、高PERのハイテク銘柄を中心に売られる展開が継続し、主要3指数がそろって続落しました。

 

S&P500セクター別では、UTILITIESが0.87%高、CONSUMER DEFENSIVEが0.02%高とディフェンシブセクターに該当する2セクターが上昇した一方で、COMMUNICATION SERVICESが1.31%安、TECHNOLOGYが1.22%安、BASIC MATERIALSが1.08%安となるなどハイテク、景気敏感セクターを中心に9セクターが下落しました。

 

本日の東京株式市場は、昨日同様米国株式市場で主要3指数が下落した一方で、ドル高円安が進行する好悪材料が混在する中、海外売上高比率の高い銘柄を中心に買われる展開が継続しそうです。

 

ただ、大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物が、昨日の東証終値とほぼ同水準で還ってきていることから、1ドル1円程度のドル高円安では「オーバーシュート」(昨日は1ドル3円程度進行)と認識され、再び膠着状態に陥る可能性が高そうです。