おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって下落しました。

 

NYダウは0.77%安の33,717.09と7日ぶりに反落、NASDAQは1.96%安の11,621.71と3日ぶりに反落、S&P500は0.25%安の4,070.56と3日ぶりに反落しました。

 

米国債10年物利回りは、3.544%と4bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.240%と4bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル130.414円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル77.71ドルと下落しました。

 

SOX指数は、2.67%安の2,866.69と続落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は27,410 △40、CME日経平均先物は27,425 △10となっています。

 

昨晩の米国株式市場は、今晩、明晩にわたって開催されるFOMCを前にポジション調整や利益確定の売りに押され、主要3指数がそろって反落しました。

 

S&P500セクター別では、CONSUMER DEFENSIVEが0.07%高と唯一上昇した一方で、ENERGYが2.29%安、TECHNOLOGYが1.94%安、COMMUNICATION SERVICESが1.80%安となるなど10セクターが下落しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって反落したことを嫌気して売りが先行しそうですが、ドル円がドル高円安基調で推移していることから海外売上高比率の高い銘柄を中心に買い戻され、昨日同様日経平均株価、TOPIXともに小動きの展開となりそうです。

 

大証ナイトセッションの日経平均先物も昨日終値と同値の27,410円で終えており、本日も寄り付きから膠着感の強い展開となりそうですが、昨日同様他のアジア株の動向次第では、株価指数先物の仕掛け的な売買をきっかけに振幅が膨らむ可能性もあるので注意したいところです。

 

昨日から本格化してきた決算発表の内容を材料に、個別銘柄の売買が活発化するものと思われますので、需給次第で思わぬ方向に振れるかもしれません。

 

また、昨日騰落レシオが128.91まで上昇し、過熱感が意識されています。

 

過去の推移をみると、過熱感をうまく冷ましながら上昇基調をたどった時期もあり、必ずしも下落するわけではありませんが、注意したいところです。

 

2008年からの日経平均株価とTOPIXの推移について調べてグラフ化しましたので、ご参照ください(2008年1月11日から昨日までの騰落レシオのデータをもとにグラフ化)。