おはようございます。
昨晩の米国株式市場は、主要3指数がまちまちの展開となりました。
NYダウは0.03%高の33,743.84と4日続伸、NASDAQは0.18%安の11,313.36と続落、S&P500は0.02%安の4,016.22と続落しました。
米国債10年物利回りは、3.451%と1bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.133%と8bp低下しました。
ドル円は、1ドル129.583円とドル安円高基調で推移しています。
WTI原油先物は、1バレル80.44ドルと上昇しました。
SOX指数は、0.18%高の2,918.99と反発しました。
大証ナイトの日経平均先物は27,390 △70、CME日経平均先物は27,395 △205となっています。
昨晩の米国株式市場は、一昨晩に発表のあったマイクロソフトの決算が嫌気され、ハイテク銘柄に売りが先行したこともあり、主要3指数ともに午前中は大幅に下落しましたが、午後になると徐々に買戻しの動きが優勢となり、NYダウは小幅に上昇、NASDAQとS&P500は小幅に下落して取引を終えました。
S&P500セクター別では、UTILITIESが1.36%安、INDUSTRIALSが0.53%安、COMMUNICATION SERVICESが0.36%安となるなど5セクターが下落した一方で、FINANCIALが0.74%高、CONSUMER CYCLICALが0.54%高、CONSUMER DEFENSIVEが0.28%高となるなど6セクターが上昇しました。
本日の東京株式市場は、米長短期金利が低下したこともあり為替がドル安円高に振れているため海外売上高比率の高い銘柄を中心に売られる要因となりそうですが、昨日のように下げたところではすかさず押し目買いが入る可能性もあるため、昨日終値近辺でのもみ合い商状となりそうです。
FOMCを来週前半に控えていますが、一時期のようにFRBの金融引き締め政策強化への警戒感から、下値を探る展開となっていないことからも、市場センチメントの改善がうかがい知れますし、昨晩の米国株式市場で主要3指数がまちまちの展開となったものの4日連続で陽線で終えていることから買い優勢の展開と言えそうです。
大証ナイトセッションの日経平均先物も、米国株式市場に歩調を合わせるようにマイナス圏からプラス圏に切り返して取引を終えています。
一時的は反騰局面かもしれませんが、投資家心理は昨年暮れごろから比べるとかなり改善してきていると言えそうです。