おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がまちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.31%高の33,733.96と3日続伸、NASDAQは0.27%安の11,334.27と3日ぶりに反落、S&P500は0.07%安の4,016.95と3日ぶりに反落しました。

 

米国債10年物利回りは、3.460%と5bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.212%と2bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル130.157円とドル安円高基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル80.11ドルと下落しました。

 

SOX指数は、0.72%安の2,913.74と3日ぶりに反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は27,190 ▼80、CME日経平均先物は27,200 △45となっています。

 

昨晩の米国株式市場は、1月31日(Tue.)、2月1日(Wed.)に開催されるFOMCを前に、ブラックアウト期間に入っていることから米金融当局高官による要人発言がないため、材料に乏しい中、前日までの上昇で利益確定売りも出やすく戻りは一服となり、NYダウは小幅に上昇したものの、NYダウに比べ上昇率の高かったNASDAQとS&P500は小幅に下落しました。

 

S&P500セクター別では、COMMUNICATION SERVICESが0.97%安、HEALTHCAREが0.82%安、TECHNOLOGYが0.47%安となるなど7セクターが下落した一方で、UTILITIESが0.49%高、INDUSTRIALSが0.45%高、CONSUMER DEFENSIVEが0.29%高となるなど4セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数が小動きであったことや為替もドル高円安が一服していることもあり、直近の上昇が大きかったこともあり、利益確定売りに押され、高値圏でのもみ合いとなりそうです。

 

昨日取引終了後に発表された日本電産の決算内容が低調だったこともあり、それらを材料に売られる銘柄も出てきそうですが、そういった悪材料がどれくらいのインパクトで受け止められるかも、市場のセンチメントを見るうえで指標の一つになるので、注目が集まりそうです。

 

日本電産は日経平均採用銘柄でもあるので、日経平均株価はTOPIX以上に影響を受けそうですので、日経平均先物で仕掛け的な売りが嵩む可能性もあり、先物主導で売りが売りを呼ぶ展開となることには警戒をしておいた方がよさそうです。

 

昨日、日経平均株価は60日移動平均線(27,247.96円)、200日移動平均線(27,225.58円)と抵抗線となりがちなところを陽線で突破してきているので、本日はそういった節目で下げ止まることができるかどうかにも注目したいと思います。