こんばんは。
本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。
日経平均株価、東証マザーズ指数は反発、TOPIXは5日ぶりに反発、東証REIT指数は続落しました。
本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって反発して還ってきたことを受け、戻りを試す展開となることが期待されましたが、大型株が反発する一方で、小型株は続落する銘柄が多くみられ、TOPIXは辛うじてプラス圏で終えるなど本格的な上昇とは言えない一日となりました。
東証プライム市場、スタンダード市場、グロース市場ともに値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を下回り、見送り機運の強い展開でした。
さて、本日、東京証券取引所株式部から、「信用取引現在高(一般信用取引・制度信用取引別)(2022/12/30申込み現在)」が発表されました。
まず、先週12月第4週(12/26~12/30)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。
日付 始値 高値 安値 終値 前日比
01/04 25,834.93 25,840.68 25,661.89 25,716.86 -377.64
12/30 26,288.00 26,321.37 26,067.92 26,094.50 +0.83
12/29 26,074.90 26,126.70 25,953.92 26,093.67 -246.83
12/28 26,309.34 26,354.27 26,199.67 26,340.50 -107.37
12/27 26,570.78 26,620.49 26,447.87 26,447.87 +42.00
12/26 26,299.54 26,438.65 26,294.85 26,405.87 +170.62
12/23 26,207.77 26,291.98 26,106.38 26,235.25 -272.62
先週は、先々週の19日、20日に開催された日本銀行の金融政策決定会合で大規模金融緩和修正の決定がなされたことで、長期金利が急上昇し、日米長期金利差の縮小から円高ドル安が急速に進行したことなどの影響が尾を引き、「掉尾の一振」が期待されましたが、高PERのハイテク銘柄や海外売上高比率の高い企業の株価が軟調に推移し、日経平均株価も辛うじて26,000円台を維持して大納会を迎えました。
そんな中、信用取引残高はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。
上が2011年以降、下が2020年以降先週までの信用取引残高の推移グラフになります。
信用買残高は575億円(前の週比1.69%)減少して3兆3,423億円、信用売残高は1,675億円(前の週比20.98%)減少して6,313億円となっています。
年末の最終売買日を28日、大納会を30日に控え、日米株式市場ともに戻しきれない調整色の強い相場展開の中、信用売残高が2割強大きく減少しました。
信用買残高も減少はしましたが、信用売残高の減少率が大きく、信用取組が大幅に悪化する形で大納会を迎えたことが分かりました。
その結果、大発会からの2日間のように実需の買いがそれほど入らなければ、売り方の買い戻しも勢いが小さくなっていることが考えられ、それが昨日、そして本日の軟調地合いの背景の一つになっているものと思われます。
日経平均 25,820.80 △103.94(+0.40%)
TOPIX 1,868.90 △0.75(+0.04%)
売買代金(東証プライム) 2,588,14(百万円)
騰落レシオ(25日移動平均ベース) 76.91 値上がり銘柄数 662 値下がり銘柄数 1,115
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売買結果
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本日は、ノートレでした。
本日のトレードの確定損益は、
[ 0 - 0 (売買手数料) + 0 (キャッシュバック) = 0 ]
となります。