こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。

 

日経平均株価、TOPIXは続落、東証マザーズ指数は反発、東証REIT指数は4日ぶりに反落しました。

 

昨晩の米国株式市場は、世界景気の減速懸念から米長期金利が上昇したことで高PERのハイテク銘柄を中心に売られる展開が継続し、主要3指数がそろって下落しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって下落したことや、中国政府による「ゼロコロナ政策」からの急激な方針転換による世界景気の後退懸念から、日経平均株価やTOPIXなどの株価指数は続落しました。

 

一方で、東証小型株指数は上昇し、中・大型株指数は下落するなど明暗を分け、日経平均株価やTOPIXは下落したものの、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回るなど、市場の雰囲気は決して悪くはありませんでした。

 

さて、本日JPXから「投資部門別 株式売買状況 東証プライム [金額] 全 50 社」、「投資部門別 株式売買状況 東証グロース [金額] 全 50 社」が発表されましたので、12月第3週(12/19~12/23)の最新データを追加した推移グラフを掲載します。

 

まず、先週12月第3週(12/19~12/23)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。

 

日付     始値    高値    安値    終値    前日比

12/26    26,299.54    26,438.65    26,294.85    26,405.87    +170.62
12/23    26,207.77    26,291.98    26,106.38    26,235.25    -272.62
12/22    26,552.43    26,585.28    26,399.31    26,507.87    +120.15
12/21    26,547.17    26,616.28    26,269.80    26,387.72    -180.31
12/20    27,257.35    27,339.49    26,416.91    26,568.03    -669.61
12/19    27,279.92    27,349.58    27,165.78    27,237.64    -289.48
12/16    27,706.70    27,713.04    27,488.83    27,527.12    -524.58

 

先週は、19日、20日に開催された日本銀行の金融政策決定会合で大規模金融緩和修正の決定がなされたことで、長期金利が急上昇したため、日米長期金利差の縮小から円高ドル安が急速に進行したことを受け、高PERのハイテク銘柄や海外売上高比率の高い企業の株価が急落し、前の週の軟調な展開に拍車をかけました。

 

そんな中、投資部門別売買動向はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。

 

上が東証プライム(東証一部)、下が東証グロース(東証マザーズ)の投資部門別売買動向の推移グラフになります。

 

 

 

東証プライム市場において、買い越した投資主体は、個人(2,621億円)、事業法人(1,960億円)、投資信託(1,363億円)などです。

 

一方で、売り越した投資主体は、証券会社の自己売買部門(3,931億円)、海外投資家(2,244億円)、信託銀行(420憶円)などです。

 

GPIFなど年金資金を運用している信託銀行が、11月第3週から7週連続で売り越しており、需給が悪化している原因の一つとなっています。

 

日経平均 26,093.67   ▼246.83(-0.94%)

 

TOPIX      1,895.27    ▼13.75(-0.72%)

 

売買代金(東証プライム) 2,317,872(百万円)

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  78.91  値上がり銘柄数  938  値下がり銘柄数  822

 

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売買結果

 

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本日は、ノートレでした。

 

本日のトレードの確定損益は、

 

       [   0  -   0 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  0  ]

 

となります。