こんばんは。
本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。
日経平均株価、TOPIX、東証マザーズ指数は反発、東証REIT指数は反落しました。
昨晩の米国株式市場は、今晩発表される11月米CPIや今晩、明晩開催されるFOMCを前にポジション調整の買いが強まり、主要3指数がそろって上昇しました。
本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことを受け、日経平均株価で28,000円台を回復するなど大きく上昇して寄り付きましたが、今晩発表される11月米CPIに対する警戒感もあり、次第に売りに押されると、日経平均株価、TOPIXともに上昇幅を縮める展開となりました。
昨日に引き続き、重要イベントを前に様子見姿勢の投資家が多いものと思われ、売買代金も低調でポジション調整の売買が主体であったのではないかと思われます。
さて、本日、東京証券取引所株式部から、「信用取引現在高(一般信用取引・制度信用取引別)(2022/12/9申込み現在)」が発表されました。
まず、先週12月第1週(12/5~12/9)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。
日付 始値 高値 安値 終値 前日比
12/12 27,741.10 27,865.72 27,734.66 27,842.33 -58.68
12/09 27,633.96 27,952.80 27,633.96 27,901.01 +326.58
12/08 27,622.30 27,643.64 27,415.66 27,574.43 -111.97
12/07 27,670.29 27,786.25 27,646.78 27,686.40 -199.47
12/06 27,704.06 27,934.07 27,698.31 27,885.87 +65.47
12/05 27,752.99 27,854.11 27,700.86 27,820.40 +42.50
12/02 27,983.18 27,983.18 27,662.12 27,777.90 -448.18
先週は、今週発表される11月米CPIや12月FOMCを前に、様子見姿勢の投資家が多く、ポジション調整の動きが中心とみられ、日経平均株価も27,000円台後半での膠着状態となりました。
そんな中、信用取引残高はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。
上が2011年以降、下が2020年以降先週までの信用取引残高の推移グラフになります。
信用買残高は358億円(前の週比1.11%)減少して3兆1,889億円、信用売残高は431億円(前の週比5.46%)増加して8,337億円となっています。
11月第5週と比較すると、推移グラフからも分かるように、信用取組は若干改善していますが、依然として高い水準で信用買残高が推移していることが分かります。
先週は。日経平均株価で27,000円台後半で膠着状態だったので、信用取引残高の大きな変化はありませんでしたが、強いて言えば信用売残高が金額ベースで5%以上増えていることが挙げられます。
下にも上にも動きがたい膠着相場を反映してか、信用取引残高の大きな変化が最近は見られなくなったので、先行きを見通しにくくはなりました。
最近は日経平均株価が27,500円から28,000円を超えたあたりで信用売残高が増え、信用買残高が減る傾向にあるようなので、本日の相場も含めて、短期筋は、そのあたりのレンジを意識しているため、28,000円を超えると上値が重くなるのかもしれません。
日経平均 27,954.85 △112.52(+0.40%)
TOPIX 1,965.68 △8.35(+0.43%)
売買代金(東証プライム) 2,426,090(百万円)
騰落レシオ(25日移動平均ベース) 106.71 値上がり銘柄数 1,076 値下がり銘柄数 658
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売買結果
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本日は、ノートレでした。
本日のトレードの確定損益は、
[ 0 - 0 (売買手数料) + 0 (キャッシュバック) = 0 ]
となります。