こんばんは。
本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。
日経平均株価、日経JASDAQは9日続伸、TOPIXは9日ぶりに反落、東証2部は12日続伸、東証マザーズは3日ぶりに反落、東証REIT指数は反落しました。
昨晩の米国株式市場は、週間の米新規失業保険申請件数が18.7万件と市場予想(21万件)を下回り、労働市場の顕著な回復ぶりを確認できたことで、米国経済の先行きに楽観的な見方が広がり、主要3指数がそろって反発しました。
本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場が上昇していたことから堅調な寄り付きとなり一時は前日までの勢いを感じさせる上昇を見せましたが、後場に入ると利益確定売りや週末のヘッジ売りなどに押され下落しましたが、大引けにかけては買い戻しが入り日経平均株価、TOPIXともにほぼ前日比変わらずでの着地となりました。
本日JPXから3月第3週(3/14~3/18)の投資部門別売買動向が発表されました。
まずは、先週の日経平均株価の動向を振り返ってみましょう。
【25,162.78(3/11) → 】25,307.85(3/14) → 25,346.48(3/15)→ 25,762.01(3/16) → 26,652.89(3/17) →
26,827.43(3/18)【 → 27,224.11(3/22)】
先週の日経平均株価は、週間で1,664.65円(6.61%)高と大幅に上昇していました。
ここまでの上昇を牽引したのは、海外投資家以外にありえない、と思っていたのですがデータ上では「はずれ」でした(東証マザーズでは「あたり」でしたが)。
投資部門別売買動向の推移グラフを見ていただければ、各投資主体の相場に対するスタンスが垣間見られるのではないかと思います。
上のグラフが東証一部、下のグラフが東証マザーズの投資部門別売買動向の推移グラフになります。
今回の上昇相場の初動において、新興市場の東証マザーズでは海外投資家の買いが寄与していたことが分かりますが、東証一部では海外投資家はまさかの売り越しで、個人投資家の「やれやれ売り」などを吸収したのは、証券会社の自己売買部門と信託銀行(GPIFなどの年金資金)だったことが判明しました。
今週も日経平均株価は、先週末と比べて4.92%も上昇しているので個人投資家の「やれやれ売り」は相当出ていたのではないかと思いますが、それをこなして上昇しているので、トレンド転換の気配を察知した海外投資家がトレンドフォローの買い越しに転じて一段高となったのではないかと考えています(結果が判明するのは3月31日(Thu.))。
いずれにせよ、ウクライナ情勢以外ではFRBの金融政策の先行きが株式市場に織り込みやすくなっているので、FOMCごとに瞬間的に上下に振れるでしょうが、趨勢的に「業績相場」に移行していくのではないかと見ています。
日経平均 28,149.84 △39.45(+0.14%)
TOPIX 1,981.47 ▼0.09(-0.00%)
売買代金 3,058.127(百万円)
騰落レシオ(25日移動平均ベース) 98.37 値上がり銘柄数 1,007 値下がり銘柄数 1,068
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売買結果
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本日は、ノートレでした。
本日のトレードの確定損益は、
[ 0 - 0 (売買手数料) + 0 (キャッシュバック) = 0 ]
となります。