おはようございます。

 

先週末の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは1.65%高の34,725.47と4日ぶりに反発、NASDAQは3.13%高の13,770.57と反発、S&P500は2.43%高の4,431.85と4日ぶりに反発しました。

 

米国債10年物利回りは、1.778%と3bp低下しました。米国債2年物利回りは、1.172%と2bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル115.311円とドル高円安傾向となっています。

 

WTI原油先物は、1バレル87.31ドルと高値圏で推移しています。

 

SOX指数は、1.83%高の3,303.39と反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は26,670 ▼40、CME日経平均先物は26,670 ▼0となっています。

 

先週末の米国株式市場は、午前中は軟調な滑り出しとなっていましたが、週末を控えポジション調整の動きが活発化し、好決算を発表した銘柄には買いが集まるなど、次第に買い戻しの流れとなり主要3指数がそろって上昇しました。

 

先週の米国株式市場は、ウクライナ情勢の緊迫化やFRBの今後の金融引き締め策を巡る思惑から乱高下する値動きの荒い展開が継続しましたが、週足で見れば主要3指数ともに長い下ひげを伴った陽線で終えていることから、底入れの兆しを見せる値動きとなりました。

 

本日の東京株式市場は、一旦は落ち着いた動きを見せている米国株式市場を好感し底堅い値動きとなることが期待されます。

 

しかし、ウクライナ情勢やFRB高官の発言で下押すリスクも存在し、また信用買い残高が高水準であるなど需給の崩れからくる下押し圧力も依然として懸念されることから、上値の重い展開が継続するものと考えられます。

 

また、短期筋に需給バランスの不均衡をつかれ、再度売り仕掛けられる懸念もあることから、今週も下値を探る神経質な展開が継続しそうです。