おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって下落しました。

 

NYダウは0.19%安の34,297.73と反落、NASDAQは2.28%安の13,539.30と反落、S&P500は0.49%安の4,356.45と反落しました。

 

米国債10年物利回りは、1.776%とほぼ変わらずでした。米国債2年物利回りは、1,027%と5bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル113.888円とドル安円高基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル85.14ドルと高値圏で推移しています。

 

SOX指数は、3.71%安の3,350.85と反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は27,150 △90、CME日経平均先物は26,950 ▼325となっています。

 

昨晩の米国株式市場は、明晩のFOMCの結果発表やウクライナを巡る地政学リスクに対する思惑から、前日に続き乱高下する荒い値動きとなり、主要3指数がそろって反落しました。

 

ENERGY(エネルギー)、FINANCIAL(金融)、REAL ESTATE(不動産)セクターが比較的堅調であったのに対し、TECHNOLOGY(情報技術)、COMMUNICATION SERVICES(通信サービス)、CONSUMER CYCLICAL(一般消費財)セクターに属する銘柄に下げが目立った印象でした。

 

大証のナイトセッションが終了する日本時間6:00におけるCMEダウ先物が34,201の時に、日経平均先物が27,150であったのに対し、CMEの先物取引が終了する日本時間7:00においてはCMEダウ先物が33,952まで下落しており、連れてCME日経平均先物も26,950まで下落しています。

 

本日の東京株式市場は、日経平均株価がCME日経平均先物にさや寄せする形で節目の27,000を割り込んで寄り付くものと思われ、再び下値模索の展開からのスタートとなりそうです。

 

一昨晩米国株式市場が乱高下の末、小幅に上昇していたのに対し、昨日の東京株式市場は大きく下落していることなどから、FOMCの結果待ちというセンシティブな状況下にあるため米国株式市場の結果はあまり参考にはなりそうもなく、現状はファンダメンタルズによるものというよりは需給要因で売られているものと考えています。

 

FOMCの結果発表を前に米国株式市場が連日の乱高下を演じていることから、一段安を見込んだ売り方とあく抜けからの上昇を期待する買い方の真っ向勝負となっているようで、東京株式市場においても値ごろ感からの買い圧力と需給要因からくる売り圧力の真っ向勝負となりそうです。