こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数がそろって下落しました。

 

日経平均株価、TOPIX、東証2部は反落、日経JASDAQ、東証マザーズは3日続落、東証REIT指数は3日ぶりに反落しました。

 

昨晩の米国株式市場は、昨年秋から続いているウクライナを巡る欧米諸国とロシアの地政学リスクの急速な高まりを受け、NYダウが一時1,100ドル超えの下落幅となったものの、午後は取引終盤にかけて徐々に買い戻しが入り、主要3指数ともに小幅高の水準で引けました。

 

本日の東京株式市場は、今晩から開催されるFOMCの議事内容やウクライナを巡る地政学リスクに対する懸念から、終日売り圧力に押され東証一部では日経平均株価が昨年8月20日(Fri.)につけたザラバ安値26,954.81を下回る26,890.94をつけるなど、一日を通して軟調な展開となりました。

 

FOMCを前に信用取引などで買いポジションを膨らませていた一部の投資家が、損失確定の反対売買に踏み切っているのかもしれません。

 

トヨタ自動車や日本製鉄など大型バリュー銘柄が値崩れを起こしていることにより、追証を何とか回避できていた個人投資家にも、担保価値が急速に失われていくことによる投資余力の急減で、投げに似た売りも出ている可能性もあります。

 

本日、JPXから発表された「信用取引現在高(一般信用取引・制度信用取引別)(2022/1/21申込み現在)」の最新データが、そういった個人投資家の苦しい台所事情を推測させます。

 

上が長期(2011~)、下が短期(2020~)の信用取引現在高の推移グラフになります。

 

 

 

 

ここで、1月14日(Fri.)と1月21日(Fri.)の日経平均株価、TOPIX、東証マザーズ指数の終値を見てみましょう。

 

1月14日 28,124.28 1,977.66 844.78

1月21日 27,522.26 1,927.18 812.76

下落率  2.1% 2.5% 3.9%

 

上記のように日経平均株価に比べて、時価総額の影響を受けやすいTOPIXの方が下落率が大きく、そのため大きく担保価値が目減りしたのではないかと思われます。

 

週間で大きく値下がりしたのに、信用買い残高は225億円(0.65%)減と減っています(信用売り残高も356億円(5.20%)減と大幅に減少している)。

 

本日もTOPIXが日経平均株価の下落率を若干ですが上回っており、さらなる担保価値の急減で個人投資家好みの東証マザーズ銘柄が投げ売られた可能性が高いのではないかと見ています。

 

こうした急落場面では、さすがに減損処理をメインにせざるを得ず、本日は減損処理に明け暮れる一日になりました。

 

先々週に比べて減ったとはいえ、信用買い残高が高水準に積み上がったままの現状を鑑みると、一段安の展開も視野に入れておいた方がいいのかもしれません。

 

日経平均 27,131.34   ▼457.03(-1.66%)

 

TOPIX      1,896.62     ▼33.25(-1.72%)

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  84.73  値上がり銘柄数  290  値下がり銘柄数  1,832

 

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売買結果

 

スカラ  100株(売り658) -1,400 (平均買い単価672)

愛三工  100株(買い683) 買増 (平均買い単価684)

三櫻工  100株(売り830→買い830) -4,700 (平均買い単価877)

三櫻工  100株(売り830→買い830) -4,700 (平均買い単価877)

三櫻工  100株(売り827→買い827) -5,000 (平均買い単価877)

三櫻工  100株(売り818→買い818) -5,900 (平均買い単価877)

三櫻工  100株(売り816→買い816) -6,100 (平均買い単価877)

 

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本日は、1銘柄5単位の減損処理と、1銘柄1単位と1銘柄1単位の銘柄入れ替えを行いました。

 

本日のトレードの確定損益は、

 

       [   -27,800  -   550 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  -28,350  ]

 

となります。