こんばんは。
本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。
日経平均株価、TOPIXは3日ぶりに反発、東証2部、日経JASDAQは6日ぶりに反発、東証マザーズは反発、東証REIT指数は11日続落しました。
昨晩の米国株式市場は、インフレ観測が高まっていることによる景気腰折れ懸念が改めて意識され、高PER銘柄を中心に下げ止まりの兆候が見られず、主要3指数がそろって続落しました。
本日の東京株式市場は、底値圏や高値圏にありがちな値動きの荒い動きをみせ、日経平均株価で高値と安値の値幅が664.94と昨日の値幅の643.76を若干上回るボラティリティの高い相場となりました。
東証一部の売買代金も昨日に引き続き3兆円を上回り、先行きに対する強弱感が入り乱れ連日の大商いとなりました。
レンジ相場の下限に近付きセリングクライマックス期待が高まる展開となっていますが、日経平均株価で昨年来安値をつけた昨年8月20日(Fri.)のザラバ安値26,954、終値27,116も意識される微妙な位置ですので、下方向を試す展開も視野に柔軟に対応していく姿勢が望まれます。
本日、JPXから1月第2週(1/11~1/14)の投資部門別売買動向が発表されましたので、当該週のデータを追加した東証一部と東証マザーズの売買代金推移グラフを下に掲載します。
東証一部においては、個人投資家が前の週の小幅売り越しから一転大幅買い越しに転じている一方で、海外投資家は前の週の大幅買い越しから小幅売り越しに転じています。
特に目立ったのが信託銀行が今年に入って売り越しに転じており、最大の売り主体となっていることです。
海外株式市場が東京株式市場以上に軟調だったことからのリバランスの動きかどうかは分かりませんが、年金資金が売り越し姿勢に転じて週を追うごとに売り越し額が増えているのは、GPIFの投資スタンスの変化かもしれないために今後も注意しておく必要がありそうです。
一方で、個人投資家は現物でも信用でも買い越していることから、巷で言われているように銀行株やトヨタ自動車、日本製鉄、商社株などの大型株の上昇で恩恵を受けているため、そういった銘柄に投資している個人投資家は投資余力があるのかもしれません。
また、東証マザーズに目を移すと、東証マザーズ指数は前の週より下げているのに個人投資家の買い越し額が前の週の3分の1程度まで減っていることから、新興市場に対しては投資余力がなくなってきているのではないかと推測されます。
いずれにせよ、日銀とGPIFの2頭のクジラが買ってくれない以上、今後もますます海外投資家の売買で相場が大きく振らされる可能性が高そうです。
日経平均 27,772.93 △305.70(+1.11%)
TOPIX 1,938.53 △18.81(+0.98%)
騰落レシオ(25日移動平均ベース) 90.11 値上がり銘柄数 1,559 値下がり銘柄数 539
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売買結果
三櫻工 100株(売り872→買い872) -4,200 (平均買い単価914)
三櫻工 100株(売り872→買い872) -4,200 (平均買い単価914)
パンチ 100株(売り491→買い491) -3,300 (平均買い単価524)
三櫻工 100株(売り873→買い872) -4,100 (平均買い単価914)
アルテック 100株(売り243→買い243) -2,300 (平均買い単価266)
三櫻工 100株(売り858→買い858) -5,600 (平均買い単価914)
トーセ 100株(売り703→買い703) -4,300 (平均買い単価746)
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本日は、4銘柄7単位の減損処理を行いました。
本日のトレードの確定損益は、
[ -28,000 - 550 (売買手数料) + 550 (キャッシュバック) = -28,000 ]
となります。