こんばんは。
本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。
日経平均株価、TOPIXは反落、東証2部、日経JASDAQは4日続落、東証マザーズは4日ぶりに反発、東証REIT指数は9日続落しました。
昨晩の欧州株式市場では、英国FTSE100が0.91%高、独DAXが0.32%高、仏CAC40が0.82%高と軒並み上昇していたことから、本日の東京株式市場は前場引けにかけて堅調な推移となりました。
昼休み中に日銀金融政策決定会合の結果、金融政策が現状維持と伝わると、後場寄り直後に日経平均株価は一時300円を超える上昇となりましたが、銀行株や保険株など金利敏感株が崩れ出すと雪崩を打ったように他銘柄にも売りが波及し、結局日経平均株価、TOPIXともに小幅反落して引けました。
後場に米長期金利が1.8%台半ばまで上昇し、米株価指数先物が下落幅を広げたことで、3連休明けとなる今晩の米国株式市場の下落を先どる形で下落したとの指摘もありました。
昨日、本日と低PER銘柄売り、高PER銘柄買いが顕著となっていた東京株式市場ですが、日銀金融政策決定会合を挟むタイミングでアンワインドの動きが出ていたように感じます。
しかし、趨勢的に上昇基調をたどるであろう長短金利が逆転して逆ざやとなればネガティブ材料視されそうですが、順イールドのまま「急」上昇せずに名目金利で2%くらいまでの水準であれば許容範囲ではないかと思います(39年ぶりの水準となっている米CPIを考えたら3%まで大丈夫なのではないかとの意見もあります)。
コロナバブルで一昨年、昨年と外部環境に助けられて資産を着実に増やすことができた方が多かったと思いますが、いよいよ金融引き締めに舵を切る中央銀行が増え、世の中もインフレ懸念が台頭してきた環境の中では、投資方針がしっかりしていないと外部要因で右往左往しそうな気がします。
さて、JPXより「信用取引現在高(一般信用取引・制度信用取引別)(2022/1/14申込み現在)」が発表されましたので、そのデータを通過した推移グラフを掲載します。
信用買い残高は前の週と比較して、金額ベースで751億円(2.23%)増加、信用売り残高は65億円(0.96%)増加し、今年に入って2週連続で信用買い残高、信用売り残高ともに増加しています。
今年に入ってからの相場を象徴するように、方向感のない中、先高感、先安観が交錯し信用残高が積み上がっているようです。
日経平均 28,257.25 ▼76.27(-0.27%)
TOPIX 1,978.38 ▼8.33(-0.42%)
騰落レシオ(25日移動平均ベース) 89.00 値上がり銘柄数 538 値下がり銘柄数 1,557
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売買結果
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本日は、ノートレでした。
本日のトレードの確定損益は、
[ 0 - 0 (売買手数料) + 0 (キャッシュバック) = 0 ]
となります。