ツイタさん再浮上②
ツイタさん宅にお呼ばれしたヤマダ。
料理上手なツイタさんなので、色々準備してくれていました。
正直嬉しい。
当時の話をしていくと、ヤマダさんがそういうふうに思ってくれていたなんてというツイタさん。
伝わっていなかった理由はコロナではなくやはりツイタさんのお友達の影響なのだなというのが率直な感想です。
そのお友達はツイタさんにあわよくばの気持ちがあったらしく、ツイタさんとヤマダが上手くいって欲しくないが故にヤマダを地雷女のように評価したらしい。
なぜその人の言うことがそんなに信頼できたのか。
それはその人がメンタルに携わる仕事をしている人だったからだそうです。
えっ。
ってなりますよね。
その分野の専門家なら、安易に会ってもいない人のことを評価したり、ましてや診断したりはしないでしょうに。
しかも友達の恋愛相談でそんなことを言うなんて。
あ、ヤマダは境界型人格障害とかサイコパスとかアスペルガーだと診断されていました。
聞いた話で断定するなんてYouTubeで知識を得た気分になって人を傷つける中学生と同じレベルだなバカヤロー。
という気持ちです。
とはいえ、そういうエセ専門家に左右される人の気持ちもわかるよ。
ツイタさんに対してのヤマダの気持ちが残っているのは確かですが、一抹の不安が払拭できていないのも事実。
ツイタさんは自分なりにヤマダのことを、金銭感覚だったり仕事や生活の安定とか自立具合とかを評価して、そういう人と付き合いたいと言ってくれました。
肯定してもられるのは嬉しいけどさ。
基本的な愛情みたいなのはどうなんだろう。
たぶんツイタさんは、ヤマダが自分のことを好きだからそれを受け止めるられる、もしくは受け止めたいという状況なんだと思う。
ヤマダは恋愛って、自発的な愛情があってこそ成り立つと思う。
ツイタさんこと好きだけど、今のヤマダはツイタさんからは自発的な愛情は感じられない。
こういう状況で付き合うのってどうなんだろう。
ツイタさん再浮上①
夏が近付くと恋愛活動に興味がなくなる。
この時期は仕事も忙しい…はずだけど通年とは違う忙しいさ。
今年は捨てる一年だと堪える覚悟をする同僚も多い。
新しく得るものも多いし、長期戦の構えです。
そんなヤマダにツイタさんから連絡がきました。
近況報告をして、また良かったらご飯しましょうと。
突然の連絡でした。
ヤマダのツイートを見て連絡してきたようです。
今まで自分が被写体として入っている写真はあげていなかったのですが、たまたま写真をあげたので気になったそうです。
最近Twitterの使い方を理解したので、それなりに楽しんでいたヤマダだったのでした。
ツイタさんが言うには、前回不仲になったのはコロナ禍のなかお互い冷静になれなかった。誤解があった。
ツイタさん的には終わったわけでは無く、ホールドの状態だった。ということでした。
でも当時のことは覚えてる。
ヤマダは完全に失恋モードだったから忘れないよそりゃ。
ただ考えないようにはしていました。
とりあえず電話で話をして、それからご飯行きましょうと言うことになりました。
ヤマダは電話でツイタさんに当時の想いなどを話して、ツイタさんも聞いてくれました。
そこでヤマダに疑問が。
当時聞いてくれなかったのは、コロナに関わる環境の問題だけではなかったような。
その時のツイタさんの言葉には、明らかな第三者のヤマダの評価が含まれていました。
ヤマダに会ったこともない人の意見に左右されるくらいその人のことを信頼しているのなら、もうヤマダが何を言っても無駄だなぁと感じたので、関わらないようにしようと決めたのです。
ヤマダとの関係は自分にプラスにならない。
そう答えられたのでヤマダはもう関わらないようにするね、また機会があったらね。
と、締めてラインの履歴も消しました。
見限られた感しか感じなかったからです。
ツイタさんは、そのことも含めてちゃんと話し合いたいとのことでした。
だったら直接会って話ましょう。
それでヤマダはツイタさん宅にお邪魔することになりました。
漆黒の続き③
今更ですが。
アラフォーの恋愛話なので不気味ですよ。
注意してくださいね。
不気味な話の続き。
ヤマダは元カノと別れてしばらくはものすごく落ち込んでいて、新しい出会いなんて考えもしなかった。
でもそれだと元カノに未練があると感じさせてしまう、友達でいるにはそれではいけない。
って未練タラタラの思想だったわけです。
それで新しい恋愛をって出会い活動をしていました。
でもいつも元カノと比べてしまう。
なんか熱くなれない。
そんなわけでもう本当にどうしようもない恋愛(にカウントすらしてないけど)をいくつもしてしまったヤマダ。
最近はちゃんとした出会いもあったけどさ。
その前の黒歴史がすごいよもう。
元カノの話を聞いていてすごく辛かった。
今日はそんな話をするために会ったんじゃないのに。
自粛も緩くなって、やっとご飯いけるねって楽しく過ごすつもりだったのに。
遅くなるといけないし、酔ってるからもう帰ろうねってお店を出た。
彼女は駅まで送ってくれた。
じゃあねって、地下鉄の階段をだいぶ降りたところで
「ヤマダさん!ヤマダさん!」って響いてきた。
なんでこんなことするの?なんでいつもそうなの?
とかなんとか大声で叫びながら泣いてる。
地下鉄の階段って声が響くよね。
完全に酔っ払っている様子の元カノ。
周りの人達も何なんだって感じで見てるし。
ババアのくせに慌てて階段を駆け上ったわよ。
バッグの中のパスケースが見つからなかったみたい。
それをヤマダのせいにしてる。
ヤマダのせいじゃないけど。
それでもヤマダは涙に弱い。
絶対泣かせたくないのに、彼女はヤマダのことでよく泣く。
ヤマダは関係なくてもヤマダのせいにして泣く。
パスケースもヤマダは無関係だけど、きっと他のことでヤマダに言いたくて言えない何かがあったんだろう。
パスケースがすぐに見つからなかったのをきっかけに爆発したんだろうけど、いつもそのスイッチが謎なんだよね。
元カノは昔からそういう表現をするときがある。
我慢してどうしようもなくなって子供みたいになる。
酒癖が悪いと本人は言うけど、普通に酔っ払ってるときはそうはならないし。
ヤマダはパスケースを見つけて彼女の手に握らせた。
普通にバッグに入ってたんだけどさ。
しばらく泣き止まない元カノ。
なんであるの?隠してたの?
とか言って泣いてる。
なんでヤマダが隠すのよ。
元カノの今カノはだいぶ年下らしい。
その子の前でもこんなふうに甘えてるのかしら。
ちゃんと大人の女性でいるんだろうか。
元カノはヤマダの前でこうなる自分が嫌だったのかな。
ブレない自分でいられる人と付き合っているのが幸せなんだろうか。
色々考えると愛しい気持ちがぶりかえす。
こういうの良くないね。
でも懐かしくなっちゃった。
ちゃんと思い出になってるのかな。
またゆっくりお話しようねって言ってタクシーに詰め込んだ。
ドアが閉まる前に元カノが一言。
私は今の彼女のこと好きなんだからね!
って叫んでました。
元カノの言いたくて言えなかったことって、ヤマダと会ってるけどよりを戻したい訳じゃないよってことなんでしょうね。
元カノは感情的に突っ走るところがあって、それが面倒でもあるけど楽しかったりする。
きっと元カノの今カノは楽しいんだろうな。
ヤマダも新しいぼうけんのしょを始めなきゃね。
またドラクエ。