【傑作!すごい手腕の新人監督登場】映画「この夏の星を見る」観てきました。
Watched “Kono Natsu no Hoshi wo Miru”
おはなしは、、
2020年のコロナ鍋の中、
天体観測の競技をする中高生たちの青春群像劇。
辻村深月さんの原作小説は未読です。
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ところで僕は最近、
アニメ「チ。 ―地球の運動について―」にハマってるんです。
むちゃくちゃ面白いですね!あと4話で最終話です。
これは天体観測が関わる話でして、
中世ヨーロッパが舞台のこのアニメ、
この頃はどこでも星がよく見えたんだろーなーと、
大迫力の星空の描写。
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個人的な話をまだ続けて恐縮ですが、
最近の僕、仕事が忙しくて、ずっと閉塞感を感じてます。。
ここではないどこかへ逃げたい、
とにかく解放感を感じたくて、
星をみてみたい!と思ってるんです。
また先日、大傑作映画「夜明けのすべて」を家で見返したこともあり、
星への関心が急速に高まっているのでした。
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自分語りが長いですが、まだ帰ってませんよね?笑
また話変わりますが、皆さん、
ネコニスズっていうお笑い芸人を知ってますか?
赤ちゃんのネタでおなじみのブレイクしきれてないタイタン所属のコンビ芸人です。
おもしろ荘でネタを見てから、
僕も赤ちゃんのような純粋さを取り戻したいと常々考えてました笑
そして話を映画に戻すと、
この映画の山元環(やまもとかん)監督は、
ネコニスズのツッコミのヤマゲンさん(ロン毛じゃない方)ということなのです。
これはやまたん案件だとなぜか確信し笑、
僕は星に導かれているッ!
と、当事者意識をもって劇場へ。
鑑賞後
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ショート動画や広告映像のようで、
テンポよく切り替わりが早い。
このあたりも現代の中高生たちのヤングなジェネレーションらしさを連想させます。
また、きっと原作小説どおりで、
さまざまな背景のある個性的なキャラクターがたくさん出てくるんだけど、
当然2時間じゃ深く描ききれずで、
そのため脚本が散漫なところもあるけど、、
そういうところに目をつむっても、
桜田ひよりさんをはじめとした、
俳優さんたち全員のみずみずしい演技がほんっっっとうに素晴らしくて、
僕もこの子たちと青春をおくりたい!
青春て1、2、3、ジャンプ!
90点
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この作品でキモとなるのは、もちろん天体観測なんですが、
物語の背景が2020年でコロナ鍋まっただ中なのです。
今思い返すともう懐かしさもある、みんなマスクをして、
星空だけにディスタンスを保っていた不思議なあの頃。
コロナと戦時中はおなじ雰囲気なのでは、という気がしています。
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新たな青春映画の傑作!と絶賛評も多い本作。
映画的演出にぬかりがなく、これが長編第一作目となると、ものすごい手腕の新人監督だと思わざるを得ないのです。
オススメです!このページ終わりです。