【すごい映画を観た】映画「ミッシング」観てきました。
Watched Japanese film “missing”
毎回パンチ力がハンパない傑作ばかり作る、吉田恵輔監督の最新作です。
「ヒメアノ〜ル」、「愛しのアイリーン」、「犬猿」、「空白」、「BLUE/ブルー」、
前作は「神は見返りを求める」。
僕は「ヒメアノ〜ル」と「BLUE/ブルー」が忘れられず、これらは傑作です。
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主演は石原さとみさん。
僕は石原さとみさんは映画の中ではあまり観たことなく、よく考えたら「シン・ガッジーラ」だけですね。
有名な俳優ですが、あまり演技をみたことないのです。
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鑑賞前
鑑賞後
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おはなしは、、
石原さとみさんと青木崇高さん(←なんて読むの?調べたらムネタカさんだそうです)は、静岡県沼津市で暮らす夫婦。
駅前で夫婦で懸命にチラシ配りをしています。
6歳の娘ミウちゃんが半年前に行方不明になり、チラシを配って情報提供を求めているのです。。
娘は無事でいるのか、、心配で心配でたまらず、、
半狂乱になりながら探し続ける石原さとみさん。。
その姿を地元のTV局のディレクター中村倫也さんが取材します。
というおはなし。
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すごい映画を観た。。
この前に「ボブ・マーリー」の映画を観てヘラヘラしてたから笑、
不意打ちで重いパンチをみぞおちにくらい、
映画が終わっても席を立てない。。
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なんといっても、
限界突破✖️石原さとみ
の圧倒的な演技力です。
本作は”石原さとみベストアクト”といっても華厳の滝ではない。(←他の演技を全然観たことないくせに!)
半狂乱の慟哭に圧倒され、娘を突然失った母親の気持ちを察して胸が押し潰されそう。
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しかしながら、これまでの吉田恵輔監督作品の「空白」や「犬猿」にテーマや描写が近くて既視感もあり、
これがまさに吉田恵輔監督ワールドなのですが、
僕には真新しさを感じなかったので、
88点
でも吉田恵輔監督作品を観たことない人なら衝撃を受けると思います。
必見です。
人間の悪意と確執、
経済的に豊かとはいえない人々のすさんだ暮らし、、
吉田恵輔監督ワールドの中に引き摺り込まれます。。
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そのほか雑感は、、
*俳優陣全員、演技が素晴らしい。
特に夫役の青木崇高さん。最後のシーンは本当に胸打たれました。
*弟役の森優作さんも良い顔してるなあ。つぶらな瞳が「空白」の娘役の伊東蒼さんにも似てませんか?
*娘が失踪したという無茶苦茶重いテーマなのに、、
くすりと笑うシーンがたくさんあるのです。
笑っちゃいけないと思いつつ、何度も笑っちゃったな。
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またこの映画で中村倫也さんのことが断然だいすきになりました!役柄もイケメン!
以前中村さんの主演映画「水曜日が消えた」を観たときは、
なんだよこのスカした雰囲気イケメン野郎って思い、僕は気に食わなかったのですが笑、
その後「ハケンアニメ!」での弱さを抱えた監督役や、
中村さんのプライベートでの、陽気そうな人気アナウンサーとのご結婚を知り、
あれこの人スカしてなさそう、本当はいいヤツなんじゃあないか、
って思うようになりました(←外野でヤジを飛ばしてる個人の感想です笑)。
僕の勝手な言い分に、
こいつ何言ってんだ?!と皆さん思ってるに違いありませんが、、
そんなこと言ったって、このページ終わりです。