【僕は不快でした】映画「PERFECT DAYS」観てきました | もっと!やまたん☆ぶろぐ

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【僕は不快でした】映画「PERFECT DAYS」観てきました。

Watched “Perfect Days”



*ネガティブな内容なので本作が好きな方はこの記事は読まないでくださいね。。ごめんなさい。



ヴィム・ヴェンダース監督

✖️

役所広司


でカンヌ主演俳優賞も獲った話題作です。


渋谷の公園のトイレの清掃員のおはなしだそう。


◾️

これは元々はTOTO、大和ハウス、渋谷区、日本財団による 「THE TOKYO TOILET」というアートプロジェクトで、


ここでは隈研吾さんなどの著名クリエイターが参加し、かっちょいい公園トイレを建設しているそうなんです。


本作はそのPVをヴィム・ヴェンダースに依頼し、それが長編映画になったのだそう。


公園トイレの清掃員の役所広司さんの慎ましい生活の毎日を描きます。


◾️

上記のような背景を知り、僕にはそれが先入観になってしまいまして、、


僕には本作が、


行政や大企業が、末端で働く清掃員や庶民に「清貧であれ」と言ってるようにきこえて、


きわめて不快でした。


◾️

また物語の中でのセリフも、


大企業がCMで誰にも嫌われないように全方位に目配せしてるような厭らしさを感じて、、


きわめて不愉快でした。


一番イラっときたのは、とあるシーンでの「今度は今度、今は今」の台詞がざーとらしくて、不快度がMAXに。


陳腐で現実感がなく、住宅や保険のCMのようなのです。。


こりゃ44点だ、、とムカムカしながら観てました。


役所広司さんの演技はすばらしいのです。


◾️



この吉良吉影のような、丁寧な暮らしは素晴らしいと思います。


でもこの慎ましく丁寧な暮らしを、


誰が語るかが、僕には気になってしまって、、


大企業や行政に、「国民的俳優の役所広司さんの演じるトイレ清掃員、知的で慎ましい生活をしていて素敵でしょう?」と言い寄ってこられると腹立つし、、


「欲しがりません勝つまでは」と同じようなプロパガンダに通じそう、


と思っちゃうのは、「窓ぎわのトットちゃん」を観たばかりだからですかね。。


◾️

そのほか雑感は、


*柄本時生が無茶苦茶むかつく


*超豪華!石川さゆりのママのスナック


◾️

映画としてはそんなに悪い映画じゃあないと思いますが、僕には不快でした。


THE TOKYO TOILETというプロジェクトの背景を知らなければ楽しかったのかな。


僕はジム・ジャームッシュ「パターソン」の方が好きですね。


好きな人ごめんなさいね。


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