【カトリックげきおこ映画】フランス映画「ベネデッタ」観てきました。
Watched Paul Verhoeven’s film “Benedetta”
「ロボコップ」、「氷の微笑」、「スターシップトゥルーパーズ」のポール・ヴァーホーベン監督作品。
どんな映画を撮ってきた人かは町山さんの解説を聞くとよくわかります。
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本作は、、
17世紀のイタリアの実在の修道女の伝記を元にしているおはなし。
なんと、世界各地で上演反対運動が起きたといいます。
女性同士のセックスの性描写と(くしくも昨日のブログで「お嬢さん」のそれにふれたばかりですが)、
キリスト教、カトリックへの侮辱が問題になっているそう。
これは楽しみ!!
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上映館も回数も少ないため、日曜朝の有楽町はなんと満席!!
ストリップ小屋やピンク映画の客のように、ジジイが多かった気がします。
(↑↑そういう趣きを楽しんだというおはなしをしてます)
↑↑
鑑賞前
鑑賞後
↓↓
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いやあ、、無茶苦茶面白かった!!
一人の修道女が奇跡を起こしながら、
修道院内で修道院長まで上り詰めていくサクセス・ストーリー!!
本作について世界各国で上映反対運動が起こってる理由については、僕がクリスチャンじゃないせいで、まったく理解できなかったな。。
別に本作はカトリックを茶化したり侮辱してるわけでもないと思うのだけど、
自分の信じてるものを否定されたら、人は本能的に反発してしまうのだから、仕方ない。
僕には大変面白かったです。
今年ベストテン内入るかも。
99点
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そのほか雑感は、、
*私は神に愛されている、見よ!この聖痕を!と、主人公がカリスマ的なカルト教祖になっていく過程が気持ちいい!インチキっぽさもふくめて。
*ラスボスの最後の台詞にグッときました。ドラマチックでいい!ジョジョっぽい。
*ベネデッタの恋人になるダフネ・パタキアさんが野生味ある顔で魅力的です
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本作18禁映画ですが、エログロ度合いは全くマイルド。
おっぱいが見えるくらいで規制する必要はないように思いますが。。
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84歳でこんな映画撮っちゃうポール・ヴァーホーベンさん、さすがです!
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