韓国映画「キングメーカー 大統領を作った男」観てきました。
Watched Korean film “King Maker”
1970年韓国。軍事独裁政権を変えようと、田舎で立ち上がった政治家を大統領まで押し上げた影の参謀を描いた映画。
キム・デジュン大統領を支えた参謀、オム・チャンノクさんをモデルにして、名前を変えて映画化。実話を元にしたフィクションです。
面白かった!88点!!
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町山さんの映画紹介解説を読めば、問題ないかと思います。
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元漢方薬の薬剤師が、田舎の政治家に惚れ込んで参謀になります。
容赦ないやり方で、相手の巨悪を嫌がらせ工作していく。。無茶苦茶面白い。
池上遼一の漫画のような、激アツ成り上がりストーリーです。
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町山さんも解説で言っているように、
この物語は結果として側近に裏切られる点から、
朴正煕(パク・チョンヒ)さんの暗殺事件を元にした映画「KCIA南山の部長たち」とも極めてよく似ています。
そして上記映画は、本作の敵側の組織の話で、そっちでも同じような物語が起こっていたというね。
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そのほか雑感は、、
*主人公のチャンデ役のイ・ソンギュンが岡村靖幸にみえて仕方ない。
*男女比のバランスが極端におかしい。ジェンダー比率に配慮してない漢の物語。
*心理をあおることによって、人間は簡単に分断させることができる。。
選挙に勝つために、「600年前はこいつらは敵だった!」と 600年前の因縁をもちだして民衆の感情を分断させる心理作戦が投入されます。
個人の意思を超えて作動する大衆心理、、大変興味深いですが恐ろしい。。
ぜひご覧になってください。
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