映画「アネット」観てきました。
Watched “Annette”
アダム・ドライバーとマリオン・コティヤール主演のミュージカルです。
カンヌ国際映画祭監督賞を受賞とのこと。
レオス・カラックス監督作品。初めて観ました。
鑑賞後
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なんじゃあこりゃ!!
俺は何を観させられてるんだ、、
とわけわからん世界にほおりこまれて身悶えする140分、、
これは、、すごい映画を観た。。
冒頭から「観客に向かって息するな」とか言ってきたり笑、
クセが強い作家性に圧倒される。。
僕はこれは好きな映画ではない。。
でもなんだかすごいものを観た。。
90点
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全編もうずっと歌ってる。。
普通のミュージカルでは歌い出さないようなシーンでもずっと歌ってる。
日常生活に密着してミュージカル調にしてるような感じで、
オシッコしてるときとか、セックスしてる最中も歌ってる。
具体的には、僕はクンニリングスしながら歌う映画を初めて観た!
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おはなしは、、
人気辛口コメディアンのアダム・ドライバーと、
人気ソプラノ歌手のマリオン・コティヤールさんが恋に落ち、結婚しました。
セレブカップルが誕生し、その2人にお子が生まれます。
しかしながらアダム・ドライバーの人気に翳りが出だし、悲劇が訪れます。。
という「ロックオペラ」だそうですよ。
ミュージカル映画とどう違うのかしら。
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商業用の売らんかなの映画というよりも、アート映画のジャンルにいれていいと思います。
独特の台詞と演出、使用される音楽も個性的。
それらは僕の好みではなかったけど、、
「なんか僕は今すげーものを見てる、、」と圧倒されてしまいました。
理解できないものに対して、ひれ伏す感じ笑
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まったくハッピーでない”厭なミュージカル”なので、、
「令和のダンサーインザダーク」(←欧州映画を和暦でたとえる)
といっても華厳の滝ではありません。。(過言ではありません)
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そのほか下記は観た人向けの雑感ですが、、
*これは、「いぬのおまわりさん」の、ののかちゃんを思い出す人も多いはず!笑
*指揮者の独白と「ちょっと失礼」のシーンとてもよかった。
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このあと僕は同じくカンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した「TITANE(チタン)」を観ることになるのですが、、
こっちもぶっ飛んでて、、
本作「アネット」および「チタン」といった、
これらの映画が高く評価されるカンヌって、、
常軌をいっしてる、、やべーっておののいてます。。
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