インド映画「パドマーワト 女神の誕生」観てきました。
Eventually I could see the Indian movie “Padmaavat” that I tried and failed to see in Mumbai last year.
これ話題作でとっても観たかったやつ!
去年の3月インド出張でムンバイに行ったとき、
わざわざ映画館に行って、上映時間まで待ってたのに、、
「今日は観客が少ないから、上映キャンセルな!」
って断られたやつです!(そんなことある笑?)
その時の投稿はこちら
↓↓
『話題インド映画「Padmaavat」を、、、』
僕のディーピカー、、やっと会えたね、、
↑↑
鑑賞前のざつな気持ち
◼︎鑑賞後の気持ちは、、
すっっっごい映画観た、、、
うへぇ、ため息でる、、
世界一の映画大国インドで、
史上最高総制作費ってのは、
ダテじゃあなかった、、
こんな映画ハリウッドにも創れないよ、、
うーん、、こりゃすごい、、
インドの本気、
今年ベスト級です。
95点
このままだと今年ベスト3位内には入るんじゃあないかな。
◼︎
おはなしは、、
13世紀、アフガニスタンあたりの国の、
邪悪な王、アラーウッディーンが、
西インドの小国の美しき王妃、パドマーワティを射止めるために、
大軍を率いて攻め入る、、っていう、、
インド古来の叙事詩「パドマーワト」をベースにした、
歴史超大作です。
◼︎
*
とにかく、ひとつひとつのシーンが、壮麗な絵画のように美しい。。
光と影、、
きらびやかな宮廷と衣装、、
(鎧も武器もかっこよかった!!)
映画全体がつねにきらびやかで、
宝石の山にうもれてるような感覚になります。
*
ランヴィール・シンの演技とダンスがすごい。
残忍な狂王ぶり(メイクのせいかジョニー・デップみたい笑)もすごいし、
ダンスもキレッキレすぎて、目にもとまらん。。
*
お話はシェイクスピア劇のような、重みを感じる古典劇で、
少し単調なとこはある。
でも、衣装も豪華だし、黒澤明「乱」もほうふつとさせます。
全編シリアスなトーンで、
もちろん踊りはあるけど(なきゃ困る)、
コミカルな要素は完全排除してるせいで、芸術的な舞踊としてうつります。
「インド映画って、突然おどりだすんでしょ?」
みたいな茶化したコメントは言わせねーよ、
っていう圧倒感があります。
◼︎
でも、願わくば、、これ、
シネコンの大スクリーンやIMAXで観たかった!!
ぼくは、アップリンク渋谷で観たんだけど(←接客の細やかな気配りが最高で感激しました、、)、
シネコンのもっと大きい画面で観たら、
もっとこの世界にひたれて最高だろうなあ。。
インド映画だから、まだ一般的にはマニアックな扱われ方で、
知名度がひくくて、上映館数が少ないのが残念。。
インドのローカルな歴史大作だけど、全世界から注目されるべき。
この規模の大作、映像美は、スクリーンで体験ないともったいない。。