タイ映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」観てきました。
Saw a Thai movie "Bad Genius"
タイ映画が観られるのは珍しいですね。
こないだ宇多丸さんのラジオで、「東南アジア映画の魅力」特集をやってて知りました。
元SKE48の加藤るみさんという方が、
東南アジア映画に精通してて、感嘆しました。
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本作「バッド・ジーニアス」のおはなしは、、
秀才でどんな科目も優秀な成績の女子高生リンは、
奨学金を得て、お金持ちの通う優良高校に通うことに。
そこには、勉強のできない金持ちのボンボンたちが大勢いて、
成績が悪いと親に怒られるので、テストをカンニングさせてほしい。お金払うから。
と頼まれます。
リンは自分の解いた解答を、テスト中に、どうやって他の連中に伝えるかの方法を編み出していきます。
秀才女子高生リンのカンニングビジネスのおはなし。
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基本的に明るいトーンで物語はすすみますが、
ウェットな部分や倫理観がはさまってくるので、
中途半端な感じがいなめません。
いっそ、金もらって何が悪い!で、振り切ってくれたら楽しめたのにな。
なので、正直ぼくは、ちょっと物足りなかったのでした。
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でもでも、
映画として、しっかり作り込まれてるし、
映画てきな演出なども、現代的で、見ごたえあります。
ほとんど試験のシーンだから若干味気ないけど、
現代タイがかいまみれた(気になった)のはよかった。
カンニング方法が、
んなわきゃない!っていうトリックだったりするから、
真剣に突っ込んじゃいけないのかな。
佳作(よい作品)です。
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主役のリンちゃん役、チュティモン・ジョンジャルーンスックジンちゃん、
すごく印象にのこる造形。
体躯はスラっとしてて、
顔もハイブランドのモデルのような顔をしています。
さわやかな存在感。
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主役の子をはじめ、タイの人たちってこんな顔だったかな、、
中華系にみえます。実際そうなのかな。
出演してる男の子も女の子も見栄えのよい子たちばかりで、みてて楽しかったです。
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世界には優秀なクリエイターたちがたくさんいますな。
いろんな国の映画をどんどん観たい。
旅行した気になるもの。