昨日から遠征で宿泊中である娘の迎えのため16時に郡山に行く予定である。
送迎だけではもったいないと思い、ランニングシューズを車に積み込み、郡山の地を走ることにした。
 
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朝7時40分磐梯山に一礼して、いざ出発!
 
以前郡山で営業をしていた時に、市内の道路は網羅しているので、どこにでも行ける。
本当は開成山の周りを走りたかったのだが、今日は成人式で込み合うことを想定して、山沿いにある西部工業団地を走ることにした。
(成人した福島県人が、これからの福島のことを少しでも話題にしてくれればいいのだが…)
 
西部工業団地の駐車場にデリカD5を止め準備運動をする。
営業の時、良くこの駐車場では昼寝&時間つぶしをしたなぁ~と、その時代の風景が走馬灯のように頭に蘇る。営業時代が自分にとって一番輝いていたような気がする。
 
8時40分!走りだしから、突風により両肩を押されているように前に進まない状態からスタートとなった。
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山沿いにあるのでこんな急な坂道もありました。
 
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延々と続く直線道路。こういったコースは一番遠くの目標を定めそれに向かってひたすら走る。
 
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快晴の中走れました。
 
毎度のことであるが、走り始めは脚が痛むが、5キロ頃から調子が良くなる。
しかしそれが続くのも15キロまでか… そこから関節の痛み、足裏の痛みが現れてくる。
 
アップダウンの多いコースで、ペースのとり方が今一分からなかった。
特に下り坂は膝に全体重がかかるので、とても慎重に走らないとすぐに膝を痛めてしまう。
 
20キロくらいまでは、風の抵抗があったにもかかわらず、快調に走れた。
昨年の震災直後からの出来ごと、これから何をやらねばならないか…などを考えながら走る余裕があった。
 
しかしマラソンはそんなに甘くはない。
20キロを過ぎると、考える余裕も与えないくらいに疲労感が襲ってくる。
そんな時は、ひたすら遠くを見据えて走るのみであった。
 
25キロ位からは、脚がもつれ初め歩くことになってしまった。 
気持ちはついていっても、体力がついていかない。 もしやこれがガス欠か…
 
最後は走っては歩き、走っては歩き…の連続で、気力だけで30キロを制覇しました。
走っている過程は満足できませんが、自己最高記録である30キロを制覇できた事は、嬉しく思う。
30キロ、3時間走ることの辛さ、苦しさ、痛み… 今まで以上に味わうものであった。
まさしく自分への戦いである。 これぞ何苦楚魂を発揮できる場面である。
 
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歩いて余裕が出たからか、池のハクチョウを撮影できた。
 
我々のような素人ランナーにとっては、ルマラソンとは、辛い走りというより、風景を見ながら楽しく走る事が目的であような気がする。
 
 
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今日の結果は30.01キロを3時間8分で走り切る。
フルマラソンを考えると残り12キロを走らないといけない。
この時点で身体はボロボロであるが走り切れるだろうか・・・・
自分で決めた『復興いわきサンシャインマラソン』出場であるので、当日まで精一杯出来る限りのトレーニングを行い、完走できるように頑張りたいと思う。
 
 
 
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今日は新調したシューズナイキ ズーム ストラクチャー+15 で走りました。
今回の選定理由はクッション性を重視しました。
 
頑張ります。
何苦楚魂