お金の価値って何なん? | 邪馬台猫の気ままな暮らし

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気まま暮らしの徒然を言いたい放題、書きたい放題!

2024年も今日6月30日で

ようやく折り返し

 

早いといえば早かったけど

被災地にとっての半年は

どんな時間だったのだろう

 

未だに倒壊家屋の解体も

ままならぬという中

集団移転の検討が始まったようです

 

 

     

 

 

何をするにも

人手が足りないという話

 

私たちはこれまで

お金を出せば何とかなる社会で

生きてきたけれど

 

これからはお金を出しても

手に入らない物や事が

多くなるのでしょうね

 

 

     

 

 

そうなると

「お金の価値って何なん?」

ということになる

 

そんな疑問を持ち始めたところへ

先週日曜日の読売新聞の

特集記事「あすへの考」で

 

「きみのお金は誰のため」の著者

田内学さんの一面記事に出会いました

 

 

「老後に備えてお金をため

投資で増やしたとしても

日本国内にモノやサービスを

作り出す人がいなければ

何も買えません」

 

・・・という衝撃的な事実を

突き付けられて

 

それが現実になりつつある

今の日本の状況に納得

 

 

     

 

 

「実は、お金そのものには

何の価値もないのです」

・・・と言われるとウロタエル!

 

「お金の価値の

裏付けになっているのは

誰かの役に立つために働いている

人々の存在です」

 

・・・と聞けば

少子化により労働力不足が待っている

日本の未来に不安が募る

 

 

     

 

 

「今の円安でも輸出が伸びないのは

モノ作りの力が落ち始めている表れ

でもある」・・・ならどうすれば

いいのでしょう?

 

若者へのお金の教育が

必要だと田内さんは言います

 

それは投資の知識ではなくて

なぜお金を貰えるのかを

理解することだと言います

 

 

     

 

 

お金は

自分の時間を売ることで貰える

と思いがちですが

 

お金は

人の役に立てば貰える

ということを理解すれば

 

誰かの役に立つモノやサービスを

生み出すために起業し

「投資される側」になろうと

考えるようになるのだそうです

 

若者が、投資で賢くお金を増やそう

などと考えるようでは

社会は成長しないのだ!

 

 

     

 

 

この先、日本の未来を担う

少数の若者にとって

とても大切な視点だと思いました

 

日本の国力を上げるには

ただ労働力を提供するだけでなく

何かを生み出す努力が必要だ

ということなのでしょう

 

年寄りは投資する方に回るから

モノ作り日本の再来への

若者の健闘を祈る!