なぜ私がフルマラソン未経験にも関わらずウルトラマラソンを完走出来たのか?

今まで登山で培ったことが役に立ったと感じています。

ウルトラマラソンはフルマラソンを3時間以内に完走した人がエントリーしてリタイアすることがあると言われます。

単に距離の問題だけではなく、そこには平坦な市街地で行われるフルマラソンに対して、山間部で行われることが多いウルトラマラソンならではの特徴が要因になっているのではないでしょうか?

周りのランナーから聞こえてくる、フルマラソンと比較したウルトラマラソンの大変な点は以下のようなことがありました。

未明や早朝からスタートする
7時間以上の長丁場になる
長い登り坂がある

確かにどれもフルマラソンには無く、私もこの話を聞いて大変そうだなと思ったのですが、よくよく考えてみると...

登山では全部当たり前のことばかりです

登山は早出早着が基本で午前4時に山小屋を出ることもあるし、北アルプスあたりを縦走すれば1日に8時間とか10時間とか普通に歩くし、登り坂は空気のように存在します。

私はずっと登山をやってきたから、ウルトラマラソンの大変な要素も受け入れやすかったのだと思います。

それに山の風景が見えるコースを一日中走れるなんて、登山家にとっては天国かもしれません。むしろ市街地を走るフルマラソンよりウルトラマラソンの方が向いてるような気がしました。

もちろん登山の経験だけでウルトラマラソンを完走出来るわけではありません。私もマラソン練習会に参加したり、フィットネスジムのコーチと身体作りの相談をしたり、相応の準備をしました。

ただ登山を充分経験している人は一般的な市民ランナーよりもウルトラマラソンを完走出来る可能性が高いと思いますを