「日本沈没」のマンガを、また買ってしまいました。


小学生の時に「日本沈没」の本を読んで以来、カバーが変わっただけで、思わず買ってしまいます。


このマンガは、単ににパニック映画の要素なく、社会派ドラマの要素を多分に持ち合わせていました。


「世界の中の日本」「日本人としてのアイデンティティ」「そして難民となる日本人の行く末」


そんな事が、多く詰まっている物語でした。



最初の出会いは、島が一晩で沈んでしまっら、調査だっのが、疑問を持った田所先生が日本海溝に降りる事を進言し、その日本海溝で乱泥流を見つけます。






また、D計画を進めるにあたり、日本のフィクサー渡老人が田所先生にあい、いくつか質問をする場面で科学者にとって一番大事なのは、「直感とイマジネーションだ」と、言う場面は緊張が走ります。






そして、渡老人は3人の学者に、日本の進むべき道をD計画の基本方針として作らせます。


その中で「何もせん方が良い」と、いう意見が出たと。


「何もせん方が良い」と言う事は、日本列島と共に、日本人も海の底に沈む。と言う事です。


この発想は日本人独特の考えだと思います。








さらに、沈みゆく日本に脱出せずに残った田所先生と渡老人の会話で、こんな会話をします。ます。













日本人の生命と財産を守るという事は、どう言う事なんだろう。


その国土が無くなった時、政府はどう動くのだろう。







このTV版の主題歌は、五木ひろしさんが歌っていました。