僕が健康な時は、大学病院と言うと「白い巨塔」や「ドクターX」などのテレビの影響もあり、敷居が高く、僕が行くところでは無いと思っていました。

ある日突然「紹介状」を書かれた時は、なんとか行かないで済む方法を考えたものです。

でも、通院を始め入院をし、そこに勤める医療関係者と接すれば接する程、年齢に関係無く「ほっ」とする人が多いことに気付きました。

今回の入院は、リンパ節への転移が認められ、クスリを変更する事で、その効果と、裏腹に副作用の出方を検証する事にあります。

昨日、主治医に肩から左の第3手指と第4手指の痺れを感じる事を告げると、今日のカンファレンスで、その痺れに対して教授や他の先生の意見を聞いてくれて、早速整形外科の診察を受ける段取りをしてくれました。

その後、呼吸器内科の先生方全員による、総回診があり、担当医以外の先生ともコミュニケーションが取れ、僕にとっては、最初は「敷居が高い」と思っていた病院が、今では一番安心出来る病院になったのですから、不思議なものですよね。