車田正美さんの「リングにかけろ」を覚えていますか?

最初は正統派ボクシング漫画だったのが、徐々にスパーブローなどの必殺技が登場して、この人達中学生?と、思ってしまう生活だったり、インパクト満載の漫画でした。

もっとも、同じ少年ジャンプで連載していた「アストロ球団」と比較すれば、まだ人間味満載でした。

画質もすごく、スパーブローを撃った時の絵は、スゴイですよね(o^^o)




こんなインパクトのあるストーリーになる前は、泣き虫、竜児が姉の菊と一緒に、亡くなっ父の後を継いでボクサーになる、サクセスストーリーでした。

中学生だった僕は、この漫画で「パワーリスト」の存在を知って、地元のスポーツ店で買いました(o^^o)


それに、少年ジャンプ連載という事もあり、「友情」というポイントが根底にあり、戦い(試合)を通して、仲間や友情を描いて、「黄金の日本JR」として、世界大会に出場していきます。


ここでも、世界の選手達と戦いを通じて、国を超えた友情が芽生えます。 

この「リングにかけろ」の最終章は、高嶺竜児と姉の菊が子供の頃から目指していた、ポロボクサーになり、中学時代からのライバルであり、良き理解者であり、姉菊の婚約者である、剣崎との、世界バンタム級タイトルマッチで締めくくられます。

勿論、各国からかつてのライバルであり、友人達が駆けつけて来ます。


しかし、竜児と剣崎の身体は、永年のスパーブローの応酬で戦える身体では無くなっています。

しかし、今日と言う、一度しか来ない、もう二度と両者は拳を交える事が出来ない事を知っていたので、試合を実行します。

この試合場には、竜児の姉であり、剣崎の婚約者である、高嶺菊の姿はありません。

試合の後、結婚式をあげようと言う。剣崎の言葉で、ウエディングドレスを着て協会で待つ姿がいます。






そして、戦い終えた二人は、菊のもとに。

中学時代のパワー溢れる若い時に、ワクワクしながら熱中した漫画でした(o^^o)