名前:タマキチ
体調:30㎝
体重:7kg
年齢:推定400歳

元々は団子屋を営んでいでいたイケメン団子売りだった。人間だった頃の名は玉岡平恒吉(たまおかだいら つねきち)。たまたま店の前を通りがかった旅中の美人妖怪、妖狐に気に入られ、逆アプローチの末、2人は付き合うことに。恒吉は狐仙の正体に気付かず付き合い続ける。
妖狐と付き合い始めて数ヶ月後、恒吉は仕事中にたまたま出会った旅中の美人宇宙人、プレアデス星人に一目惚れしてしまう。恒吉はプレアデス星人に言い寄り、付き合うことに。プレアデス星人は自分が宇宙人であることを恒吉には黙っていた。
恒吉は、妖狐にプレアデス星人のことを隠し続け、プレアデス星人にも妖狐のことを隠し続けた。完全な二股である。
ときどき姿を見せなくなる恒吉のことを不審に思った妖狐は、透明になって後を追った。そしてプレアデス星人との関係を目の当たりしてしまう。激怒した妖狐は2人の前に姿を現し、恒吉に怒りをぶつけた。そしてプレアデス星人も二股をかけられていたことを知り怒り狂った。
妖狐は恒吉に妖術で呪いを、プレアデス星人は光線銃を撃ち放った。呪いと光線銃を同時に浴びた恒吉は白くて丸いボールのような形になってしまい、同時に記憶も消し飛んだ。恒吉をおいてその場を立ち去る妖狐とプレアデス星人…。

長く気を失っていた恒吉は、通りすがりの心優しい瓦職人である青年、松木橋良治(まつきばし よしはる)に拾われ、飼われることになる。この時、タマキチと命名される。
恒吉は妖術と光線銃を同時に浴びたことで、人間とはほど遠い姿になってしまったが、幸いにもその姿は可愛らしかった。言葉も人間の頃のように操れ、ある程度なら体の形状を変化させられるし、その気になれば宙を舞うこともできる。おまけに歳をとらなくなった。
タマキチとして生きる中で、多くの人たちと触れ合いながら、数百年を生き続けた。



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※この物語はフィクションです。