郵便局員の方からの投稿です。
地域の郵便局として、これからも地域住民を見守ってください。

「○○郵便局に高額の振り込み依頼に来た90歳前後の老婦人がいました。
あまりに高額だったので、局長が〈振り込め詐欺〉ではないかと心配し、振込先などについて尋ねると、「大丈夫だから振り込んで」と言う。
しかしあまりに高額であったこと。面識もなく電話だけで対応していること。家族などにも相談しないように言われている。など不審な点が多いことに、金融機関で作成している「振り込め詐欺などの事件多発事例」を示しながら確認していくと、いくつか該当するものがあり、警察に相談したほうが良いのではと説得。了解を得て局長が警察へ相談し、「振り込め詐欺の可能性が高い」と警察で更に状況確認をしたところ、振込口座は実在するも現住所の会社は実在しないことが判明した。
後日、振込しないでよかったとお礼の電話があった。
一人暮らしを狙ったり、お年寄りに執拗に電話で勧誘したりと、年々犯罪手口が巧妙化しています。核家族化や地域との交流が少なくなった昨今では、福祉の一環として地域内交流が望まれています。どんなことが出来るか、皆で考えてみることも必要な時期に来ているのではないでしょうか。
福岡市のとある郵便局員」