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 私は、民主党福岡県連の政策調査会委員をしています。今日(2月19日)、民主党の党本部で、各県連の政策調査会担当者と党本部の政策調査会との意見交換会がありました。民主党の政調会長であり、政府の国家戦略担当大臣でもある玄葉政調会長が出席するので、地域の意見を国の政策に反映する良い機会でありますので、政治活動が忙しい時期ではありましたが、日帰りで上京しました。
 そのための事前準備として、市・区医師会会長、区歯科医師会会長、区薬剤師協会会長、市幼稚園連盟理事長、市保育協会理事長藤へお会いしてお話を伺いました。
 2時間程度の会議でしたが、質疑応答時間は半分以上取っていただきましたが、なにせ全国の都道府県からすると1/47の持ち時間(実際は10名程度の発言)ですので、地域の意見を伝えるのも限定されました。
 それでも、
①<Q>まず23年度国の予算(これが基本となって地方の予算がくまれ私たちの生活に影響を与えます)の中に、民主党らしさがなく官僚の従来からの政策トレースになっていることが、政権交代によるわかりやすい国民の生活の変化が実感できず、政権交代への期待外れを抱かしている原因であることを学校のエアコンの設置の例を揚げて質問しました。
<A>学校のエアコン設置は、総支部の国会議員を通じてしていただければとピントはずれの答弁でしたが、そのごも各県連から地方と党本部との政策協議の場の必要性が強調されました。
~私は、今回のような地方の不満のガス抜きの場ではなく、国の官僚をまじえた部会会議に地方議員もテーマごとに専門議員が出席して本当に地方・現場の意見が国の政策に反映できる制度設計が必要だと思いますが、そこまでの声は届きませんでした。~

②<Q>また、各団体の会長や理事長から指摘されいる福祉に市場原理主義を持ち込む危険性について医療ツーリズムの例をあげ質問しました。
<A>菅総理は、最小不幸社会を提唱しており市場原理主義ではない、しかし成長戦略は必要であるとの従来からの公式見解でした。
~しかし、医療や福祉の専門集団の方々が抱いている疑念にもっと具体的政策をの中で説明すべきだと思いました。医療や介護は、セーフティーネットとしてベーシックな成長を支える環境であっても、それを成長産業の牽引車と位置付けるのには無理があります。この点は意見のすれ違いでした。~