すっかり冬景色。


山下扶美のブログ「ふみろぐ」-冬の樹


局に行く時は曇ってて寒かったんです。

オンエア中に、

「今日寒いじゃん!天気予報と違う~!!」なんてのたまいましたが、

日中は天気予報通り、暖かくなりましたヽ(゜▽、゜)ノ

お天気キャスターの皆さんごめんなさいm(_ _ )m


さて。

オープニングで話題にしました、昨日の福岡国際マラソン。

も少し突っ込んだ話を。


フルマラソンは「30kmを過ぎてからが勝負」とよく言いますが、

昨日は「30kmの壁」を改めて感じさせるレースだったと思います。


今大会、注目が集まったトヨタ自動車九州の今井正人選手。

大学時代は箱根駅伝で「山の神」として鳴らした彼ももう26歳。

序盤から積極的なレースを展開したものの、30km過ぎから失速。

日本人で3位、全体で5位に終わりました。


片や、

日本人トップ、全体の3位に入ったコニカミノルタの松宮隆行選手。

序盤は抑え、30km過ぎてから追い上げてきました。

調子がいい時の彼の走りは、本当にダイナミック。

彼は30kmのロードレースで2度、世界記録を出しています。

2回目に世界記録を出した時のレースを

私は中継車の上から見ていましたが、

昨日の30km過ぎからの追い上げは、その時の走りを見ているようでした。


今、

日本人でいい成績を残す選手は、昨日の松宮タイプ。

序盤を抑え、後で追い上げる形です。

しかし、世界のトップは序盤から積極的に飛ばしていきます。

そのスピードについていけないと、世界とは戦えない。

終盤でどれだけ追い上げても、

それまでに離され過ぎてしまえば、追いつけませんから。

昨日優勝したモロッコのガリブも、

暴走した(笑)ペースメーカーにひとりついていき、

そのまま最後まで独走状態でした。


42.195kmをいかに走り切るか。

そして30km過ぎてからの走りを、どうまとめるか。


今の日本人選手にとって、

この「壁」はまだまだ高そうです。






おまけ。な~のだ~クラッカー


大阪串揚げの店先にて。


山下扶美のブログ「ふみろぐ」-ビリケンさん サンタビリケン。