今周期はPRP子宮内注入療法をいたしました。
PRP療法とは
(おさらい)
自己多血小板血漿による再生医療のことです。
自身の血液から濃縮した成長因子を抽出しそれを子宮内膜に注入するというもの。
この治療は自身の血液から採取された血小板を使うため、アレルギー反応や感染症が起こりにくいとされています。
私の場合は
・毎回子宮内膜が厚くなっても9mm
そして移植時には7mmまで薄くなる
という現象が×2回。(薬の量は変わらず)
・PGT-A正常胚なのに
ちゃんと着圧したのは1度だけ。(その後流産)
・Th1/Th2の検査も引っかかったため
タクロリムス服用を推奨されたけど
妊娠継続できたとしても薬服用による
胎児への影響が怖くて断った。
(夫がタクロリムス否定派)
という経緯から
残す道はPRP療法一択でした。
治療の流れは至ってシンプル。
①来院→採血
②採血した血を遠心分離機にかけて調整している間、1時間ほどベッドでゴロゴロ休憩
③調整後の血小板を子宮内に注入
上記の流れで
D13とD17の計2回、処置を受けました。
所要時間は2日とも3時間くらいだったかな?
注入時の痛みは特になくて
受精卵を戻すときと同じ感じでした
掛かった費用は
1回目:168,300円
2回目:76,780円
合計245,080円
移植で約25万円掛かったので
4回目移植の総額は約50万円…
お会計しているときに
愛でさえお金で買えると囁かれている(知らんけど)
この時代に
お金を掛けても結果が出るかは分からない、
一切見返りを期待できない(しちゃいけない)
こんなにもお金で解決できないことってあるんだ…
と改めて思ってしまいました。
毎年この時期は4,000円くらいの日焼け止めを買うか10分くらい悩んだ末やめるのに。
セールで20万円→5万円になってるサンダルも
いや高い…と躊躇するのに。
結果が出るかも分からない治療には
20数万円、迷った挙句、きちんと払う。
なんなのでしょうか。
何はともあれ、やれることはやったので
あとは結果を待つのみ!
ちなみに今回の内膜ですが
PRP療法2回目のときに10mm(過去最高)、
移植時は9mmでした
やはり薄くなってしまうのは気になりますが
過去最高の厚さをキープしてくれているので
PRP療法やってみて良かったと思えました。