久し振りのブログです。

生活環境が変わり自身の時間的余裕が

無くなったというところです。

 

社会人になった時、先輩から色々と言われた中で

唯一、覚えているのが

「幸福の女神には前髪しかない」

という西洋の、ことわざ、です。

 

女神には前髪しかなく、後ろ髪がないから

チャンスが目の前を通り過ぎるとき

捕まえないと、通り過ぎてしまい

あとから掴もうとしても、後ろには髪がないので

つかむことができず、チャンスは逃げていく

と説明を受けました。

 

時間的余裕が無くなったいま

この諺が、身に染みているところです。

 

 

中小企業診断士試験の沖縄地区の試験で

台風で8月の試験が取りやめになったものが

一転、再試験の方向で検討されています。

 

どうやって再試験するのか?

10月の二次試験に間に合うのか?

私が担当者なら、どうする?

 

非常に難しい問題です。

 

決定事項ではないと思うのですが

耳にしたのが

 

「那覇地区の受験者全員に

10月の二次試験を受けてもらい

その後、一次試験を受けてもらう」

 

賢い人もいるものです。

これなら

一次試験を作る時間が稼げ

一次試験の準備が可能です。

 

一次と二次の順序が逆になりますが

那覇地区の受験生の救済措置になります。

 

一次と二次を逆にする

聞くと、なるほど、そうか、となりますが

最初に考えた人は、すごい発想力の

持ち主だと思います、

 

日々、色々と考える

これが大事だと、改めて感じたしだいです。

 

人と話をしたり、聞く時に、大事にすることがあります。

 

それは

・その人の話は、どの時点を基準にしているのか

・その人と、どの時点を基準に話をすればいいのか

ということです。

 

「どの時点」とは

相手によって変わります。

 

社長さん → 10年先

部長さん → 5年先

課長さん → 3年先

担当の方 → 2年先

 

その時点で

・あるべき姿は何

・どうなりたい

・どうしたい

・現状とのギャップは何

・何をすればいい

・何が必要

・現状の課題は何 ・・・・・

 

「どの時点を基準」

これって、けっこう、大事なポイントです。

 

 

 

 

上の顔色ばかり見ている上司を

「ヒラメ上司」と言っています。

ヒラメ自体は悪くはないのですが

ヒラメの目は上しか見られないことから

「ヒラメ上司」という比喩が使われています。

 

企業・会社を見ていると、このタイプの人が

多くいます。

部下はたまったものではありません。

 

昆虫に、ミズスマシがいます。

ミズスマシの目は

眼がそれぞれ水面を境に上下に分割されて

水面より上と水中を同時に見ることが

できるそうです。

 

部下にとっては

上司に「ミズスマシの目」を持っていてほしいものです。

 

上を見ると同時に、同じように下も見る

 

上司たるもの 「ミズスマシの目」 を意識することが

必要です。

 

組織を見ていると

「この上司はちょと」と思うことがある。

相談で、「上司と仲が悪い」「上司がきらい」だが

どうすればいいのかと問われることがある。

 

ただ、下のものがどう思おうが

「上司は代えられない」のが現実である。

 

その場合どうする

・無理して従う

・無視する

・反発する

・あきらめる ・・・・

 

どの場合も、解決にはならない。

法的に問題がある場合は、それなりの解決策もあるが

そうでない場合は、その中で、やっていくしかない。

 

見方を変えれば

いくら嫌いな上司であっても

どこか共通する、納得できるところが

一つはあるはずである。

 

その一点を、よりどころとして

反発せず、怒らず、無理せず

自分に負担をかけないで

自分にストレスをかけないで

やっていくしかない。

 

自分では上司を代えることはできない

でも

いつか、上司は代わっていく。

そして、自分も代わっていく。

あせらないことが大切。