金日成主席生誕100周年記念事業の一環として、総連徳島県本部と日朝友好徳島県フォーラムが11月11日、徳島ふれあい健康館で日朝交流を促進し朝鮮について理解を深めるためのセミナーを開催した。県議、政党や団体の役員、大学教授など17人が参加した。

はじめに同フォーラムの篠原清美顧問があいさつした。篠原顧問は、自治労中央の国際局長を務めた当時に金日成主席と接見した時の感動的なエピソードを語り、これまでの徳島県における日朝友好運動を振り返りながら主席生誕100周年に向けていっそう力を合わせて活動しようと呼びかけた。

続いて、3度訪朝している徳島大学総合科学部の東潮教授(朝鮮考古学専攻)が高句麗壁画古墳研究について(写真)、総連県本部の崔永寛委員長が「朝鮮の5千年史とチュチェの100年」と題し朝鮮の歴史と朝・日関係、そして主席生誕後の朝鮮100年史について講演した。

参加者たちは、熱心にメモを取りながら講師の話に聞き入っていた。

両団体は3月に「金日成主席生誕100周年祝賀徳島県実行委員会」を発足。これまで3回の会議を開き、来年4月に向けた活動について話し合ってきた。同委員会は今後、四国朝鮮初中級学校訪問に続き、来年1月に「朝・日友好新春講演会」、3月に「主席生誕100周年記念慶祝の集い」を開催し、4月に訪朝する計画だ。【徳島支局】


( 朝鮮新報 2011-12-02 10:42:15 )