2011.10.6 17:41 産経新聞
 国内でのオオカミ復活に取り組む一般社団法人「日本オオカミ協会」は8日、長野県松本市の駅前会館でシンポジウム「ドイツに見るオオカミとの共生~復活オオカミでシカをコントロール」を開く。

 深刻な農林業被害を与えているニホンジカの増加は、シカの捕食者であり生態系の頂点にあるオオカミの絶滅が一因である-との視点から、海外からオオカミを導入を考えるのが目的。ドイツの環境団体で自然保護戦略企画担当を務めるマグヌス・ベッセルさんや日本の研究者らが講演するほか、参加者との質疑応答なども行う。

 開会は午後2時。参加費は無料。申し込み・問い合わせは同協会事務所(電)0558・64・8800。