先日、夕食に立ち寄ったお店で、
興味深い本を見せてもらった虫めがね

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「林業労働史」東吉野村山林労働組合

かつての東吉野の林業…
賃金から労働災害、林業事業の推移
当時の繁栄振りまで、かなり詳しく
記述されていました。

その中の、河川を利用た全盛期の写真
話には聞いていましたが、
予想を大きく超える規模にビックリひらめき電球
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ヘリや大型トラックの登場までは、
山林鉄道網が整備されていなかった
東吉野の出材は、主に河川を使った
(↑写真の↓)
イカダによる搬出スノボ

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堰に溜まった大量の水と丸太真顔
半端ない量…を、堰を一気に!切って
筏を下流まで押し流す波

どえらい迫力だったんだろうなあ筋肉

危険だけど稼ぎも良かった筏師
女性にもモテたとかキラキラルンルン

しかし、近畿地方から北海道にまで
日本全国に空前の大災害をもたらした
伊勢湾台風で川床が土砂で埋まって
イカダによる運搬は壊滅ドンッ

いつの時代も大自然の持つ猛威の前に
残念ながら私たちの出来ることには
限界があります。

その後、主流になっていったのが↓
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台風による未曾有の大災害に、
想像すらしなかった事業スタイルの
大転換を突然迫られた訳ですが…

特に吉野材は材価も高かったことから
トラック土場までヘリによる集材が
一気に定着しました。

変化に対応出来たものが生き残る…
適者生存の法則を地でいった感じOK

その後…今の東吉野の林業従事者は、
最盛期の1/4〜1/5まで減っているとかえーん
当時は相当の賑わいだったと思われます。

そして、森の立木がしっかり成長した今
東吉野の林業復興の一翼を担いたいと
日々、奮闘しているのでありますウシシ

自然と共に…  for the good life キラキラ

被災された方々が少しでも早く
普段の生活に戻れますようにコアラ